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モータ状態監視機器 K6CM
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油分/水分を均質化するホモジナイザは、品質を担保するために非常に重要な装置。とくにホモジナイザ内部の消耗部品であるパッキンの劣化は品質に関わる異常の1つであるが、この劣化は今までどのような手段を用いても検知することができていなかった。
そのため、早め早めの定期メンテナンスを行ってきたが、定期保全の間にまだ品質低下のリスクが残っていることと、メンテナンスコストの増加が課題となり、状態変化が定量的に取得できて予知保全が可能となるソリューションを探していた。
本アプリケーションはアドバンスド・モータ状態監視K7DDおいても状態監視が可能です。 |
品質に影響を与える全社的な課題を解決するために、組織横断型のIoTチームによって保全革新ソリューションが検討された。そこで効果が見込まれて、各工場に展開された。
製造現場は人手不足で予防保全活動に追われる中、保全革新ソリューションはレトロフィットですぐに状態監視を実現することができ、簡単に効果検証を実行することができた。
ホモジナイザ内部のパッキン劣化状態が見える化できたこと、それを現場だけで対応が可能なエッジレベルで実現できたこと、そして予防保全のロスコストに比べて安価に運用できること、この3点で採用が決定した。
食品業界にとって生産している食品の品質は消費者に安心を与え企業ブランドの向上につながります。