この商品について
関連情報
情報更新 : 2023/05/08
・リレーが正しく動作しない可能性があります。落下したリレーを使用しないでください。
・当リレーは、必ず保持電圧にてご使用ください。
・下図に示すように、はじめに定格電圧を0.1秒~3秒コイルに印加してください。
・コイルの定格電圧は定格電圧の100~120%、保持電圧は定格電圧の45~60%の範囲とし、コイルの電圧変動等により上記範囲を超えないように設定してください。
・リレーコイルはダイオードおよびツェナーダイオード(もしくはバリスタ)を接続してください(下図によります)。ダイオードはコイルサージ吸収用です。ダイオードのみでは開閉性能に影響が出る可能性がありますので、ツェナーダイオードを組み合わせてご使用ください。
・コイルには極性がありませんので、ダイオードはコイルの印加電圧に対して極性が逆になるように取り付けてください。
・ツェナーダイオードの推奨ツェナー電圧は、コイル定格電圧の2倍です。
・ダイオードは逆耐電圧がコイル定格電圧の10 倍以上のもので順方向電流はコイル定格電流以上のものをご使用ください。
・はんだ付けは、下記条件で行ってください。
G9KA-1A: プレヒート120℃60秒 はんだ槽290℃20秒以内
G9KA-1A-E:プレヒート120℃300秒 はんだ槽290℃30秒以内
・密封構造ではありませんのでリレーの丸洗いはできません。
・なるべく乾燥した塵埃、悪性ガスの少ない場所を選んで取り付けてください。
・高温多湿や悪性ガス雰囲気では、結露や腐食生成物の影響により、性能の劣化によるリレー自体の故障や焼損の原因となる場合があります。
・製品の重量は約220~235gです。プリント基板の強度に十分ご注意ください。
また熱ストレスによるはんだクラックの発生低減のため、両面スルーホール基板を使用してください。
・本製品の電気的耐久性は、弊社の定める標準試験状態下での抵抗負荷における負荷開閉回数です。
コイル駆動回路、周囲環境、開閉頻度、負荷条件(誘導負荷やコンデンサ負荷でのご使用)により、寿命低下、遮断不良の可能性もありますので、必ず実機での確認を実施ください。
・最終故障モードは遮断不良に至り、周囲部分への延焼の可能性があります。
機器の故障を回避する為に危険を最小にする安全回路などの対策を講じてください。
・当リレーは高容量の開閉用途に適したパワーリレーです。信号用途など微小負荷開閉には使用しないでください。
情報更新 : 2023/05/08