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XW4M / XW4N

3.5mmピッチプッシュイン端子台基板用コネクタ

XW4M / XW4N

コネクタの挿抜やケーブル配線の作業性が大幅に向上する3.5mmピッチプッシュイン端子台基板用コネクタ

※ Web特別価格提供品

電力ロスの少ない制御盤設計

カーボンニュートラルなモノづくり実現へ

警告表示の意味

XW4M / XW4N ご使用の前に 1

安全上の要点

・定格及び仕様、保存条件を遵守してください。

・製品を落下させないでください。製品機能が十分に発揮されないことがあります。

・被覆のストリップ時、芯線を傷つけないようにしてください。

・硫化ガス(H2S,SO2)、アンモニアガス(NH3)、硝酸ガス(HNO3)、塩素ガス(Cl2)などの悪性ガスや高温多湿中の雰囲気中では使用しないでください。接点接触不良や腐食による破損などの機能障害を生じる原因となります。

・油中、水中での使用や、常時水や油がかかる環境では使用しないでください。内部に水や油が侵入し故障の原因となります。

・下記の環境では使用および保管しないでください。

 ・温度変化の激しい場所

 ・湿度が高く、結露が生じる恐れのある場所

 ・振動の激しい場所

 ・直射日光の当たる場所

 ・潮風が当たる場所

・解除穴には配線しないでください。

・解除穴にマイナスドライバーを押し込んだ状態でマイナスドライバーを傾けたり、ねじったりしないでください。端子台が破損する恐れがあります。

・解除穴に押し込んだマイナスドライバーを落下させないようにご注意ください。

・電線は無理に曲げたり、引っ張ったりしないでください。断線する恐れがあります。また、コネクタに過大な力を加えないでください。破損や変形により接触不良の原因となります。

・端子(挿入)穴1つに複数の電線を挿入しないでください。

・配線材の発煙・発火を防ぐために電線の定格をご確認ください。

・濡れた手で製品に触れないでください。

コーディングキー

・コーディングキーを落としたり、キー先端に触れたりしないでください。先端部が、破損や変形する恐れがあります。

・キー先端部を折り取り時、ホールド部をコネクタに接触させないでください。コネクタが破損する恐れがあります。

・コーディングを行う際は、コーディングパターンをよくご確認ください。誤ったパターンで使用した場合、嵌合防止ができなくなります。

・コーディングキーは、XW4M/XW4N専用品です。他のコネクタに使用しないでください。

短絡バーと解除治具

・短絡バーを列間コンタクトの短絡に使用しないでください。また、リリースホールに短絡バーを挿入しないでください。

・短絡バーは、まっすぐ奥まで差し込んでください。

・解除治具を、電線挿入穴に挿入しないでください。

・リリースホールに解除治具を押し込んだ状態で解除治具を傾けたり、ねじったりしないでください。端子台や治具が破損する恐れがあります。

・リリースホールに押し込んだ解除治具を落下させないように注意してください。

・解除治具を無理に曲げたり、引っ張ったりしないでください。

・解除治具を挿入したまま、通電しないでください。

使用上の注意

・配線の際、製品や電線にストレスが加わらないよう配慮してください。また設置状態にて設備等の振動により電線が共振しないように電線を固定してください。

・通電したままで配線を行わないでください。

圧着棒端子(フェルール端子)付き電線、単線の接続方法

端子台に接続するときは、単線またはフェルール端子の先端が端子台に突き当たるまでまっすぐに挿入してください。細い単線で接続しにくい場合は、より線の接続方法同様にマイナスドライバーを使用してください。

より線の接続方法

端子台に接続するときは以下の手順により行ってください。

(1)マイナスドライバーを斜めにし、解除穴に押し込んでください。押し込み角度は10°~15°が適切です。マイナスドライバーを正しく押し込むと解除穴内のバネの反発を感じます。

(2)解除穴にマイナスドライバーを押し込んだ状態で、電線の先端が端子台に突き当たるまでまっすぐ挿入してください。その際、より線の素線がばらけないように撚った状態で挿入してください。

(3)マイナスドライバーを解除穴から抜いてください。

電線の取り外し

電線を端子台から取り外すときは、以下の手順により行ってください。取り外し方法は、より線/単線/フェルール端子とも同じです。

(1)マイナスドライバーを斜めにし、解除穴に押し込んでください。

(2)解除穴にマイナスドライバーを押し込んだ状態で、電線を挿入穴から抜いてください。

(3)マイナスドライバーを解除穴から抜いてください。

XW4M / XW4N ご使用の前に 8

・XW4N ハウジング材料にはPAを使用しており、吸水状態によって挿抜力・挿入感が変化します。過度な吸水により、挿入時にかん合相手と若干干渉する場合がありますが製品性能、機能には問題ございません。

コネクタ挿抜方法

・コネクタ挿入

 ソケットレバー中央部を押し込みながら、プラグに真っすぐ挿入してください。逆挿入の場合、奥まで挿入できません。

・コネクタ抜去

 ソケットレバー中央部を押し込みながら、ソケットをプラグから真っすぐ引き抜いてください。破損する恐れがあるため、こじりながら引き抜かないで下さい。

XW4M / XW4N ご使用の前に 10

コーディングキー

・コーディングキーは正しい方向で、奥まで挿入してください。

・高温多湿の環境下で、使用しないでください。

・嵌合が防止された状態のコネクタを、無理に挿入しないでください。コネクタやコーディングキーが、破損する恐れがあります。

短絡バーと解除治具

・通電したままで配線を行わないでください。

・濡れた手で製品に触れないでください。

・短絡バーと電線を同一挿入穴に挿入しないでください。

・ドライバーを使用して短絡バーを抜かないでください。

・短絡バーを無理にこじらないでください。短絡バーが変形する恐れがあります。

・静電気などの電気的妨害が生じる環境で、短絡バーを使用しないでください。

・短絡バー、解除治具はXW4M/XW4N専用品です。他のコネクタに使用しないでください。

・短絡バーは、治具を押さえて抜いてください。治具が落下する恐れがあります。

保管

長時間保管するときは以下の注意をしてください。

(1) 保管場所は防塵・防湿を考慮してください。

(2) アンモニアガス・硫化ガスなどのガス発生源の近くには保管しないでください。

適用電線範囲

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推奨フェルール端子

・絶縁スリーブ有

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・絶縁スリーブ無

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推奨マイナスドライバ

電線の接続と取り外しには、マイナスドライバを使用します。

マイナスドライバは、下表のものを使用してください。

下表は2020年12月時点でのメーカと形式です。

XW4M / XW4N ご使用の前に 17

推奨リフロー条件

ピーク温度:

 250℃

 220℃以上 45~90秒

予備加熱:

 150℃~180℃

 60~120秒

はんだの種類、量、フラックス等によっては条件が変わる場合がありますので、はんだ付け性を保証するものではありません。