- Sysmac入門
IoT編
NX1Pで現場の見える化を実現
オムロンは、製造現場の見える化をコントローラやモーション機器からセンサレベルまで、先進的なネットワークにより実現します。
NX1Pコントローラは、Sysmac入門機ながら、業界の標準ネットワークであるEtherNet/IP、EtherCAT、IO-Linkに対応。現場IoTのSmallStartに最適です。
現場発のIoTを実現するネットワーク
NX1Pコントローラは、Sysmac入門機ながら、業界の標準ネットワークであるEtherNet/IP、EtherCAT、IO-Linkに標準で対応しています。
スマートファクトリーの実現
経営情報と生産情報の統合
データベースに収集したデータにより生産ラインのデータを可視化でき、生産性向上や予兆保全などが可能となります。
データベース
NX1Pが対応する領域
情報通信ネットワーク
EtherNet/IPで上位PCとの通信や、オムロンのNJ/NXシリーズ、CJシリーズとコントローラ間のデータリンクが可能です。
マシン制御ネットワーク
EtherCATで入力機器、出力機器、モーション機器、セーフティーコントローラ、ビジョンシステムを1つのケーブルで接続、各機器の状態をモニタし設備情報が把握できます。
センサ・アクチュエータレベル通信
センサ・アクチュエータが持つ情報を、IO-Linkマスタを介してフィールドネットワーク経由で上位側コントローラで収集することができます。
既存設備からも「見える化」を
既存の各設備にNX1Pを設置。その上位CPUユニットにデータベースとダイレクトに接続できる「NJシリーズ データベース接続CPUユニット」を採用することで既存設備の見える化が可能に。
1.データベース接続CPUユニットを採用すると
中継パソコンを介さないので、省工数に貢献します。
CPUユニットからデータベースへのアクセスはファンクションブロック（FB）が使えてPLC技術者で対応でき、PCやOSにまつわる開発やメンテナンス工数を削減できます。
2.EtherNet/IPを採用すると
通信プロトコルは産業用オープンネットワークEtherNet/IPを採用することにより、オムロンコントローラ間の通信だけでなく、ロボットデータなどを同一システムで収集することができます。
3.NX1Pを採用すると
NX1Pを装置に追加することにより既存システムのコントローラを修正せずに、装置の情報収集が行えます。IO-Linkなどのセンサレベルの情報化や、EtherCATでの視覚センサの接続などの拡張も可能です。
NX1PとNJシリーズデータベース接続CPUユニットを使って既存設備の見える化
株式会社クボタ様ユーザ事例
農業機械や産業用ディーゼルエンジンのトップメーカーのクボタは、各生産拠点で「クボタ生産方式（Kubota Production System、KPS）」を推進しています。
スマート工場化を進めるクボタ堺臨海工場では、IoTを活用した稼働管理について、３つのステップで導入を計画。ステップ１は「既存設備の見える化」、ステップ２「稼働率変動要因解析による改善活動」、ステップ３「稼働率向上による生産性向上とリードタイムの短縮」を目指します。その取り組みをご紹介します。
このPDF冊子はMONOistに2017年3月より掲載されたコンテンツを再構成したものです。
IO-Linkで予兆保全
予兆保全をスモールスタート。新規小型装置や、既存設備への後付けでも装置状態の見える化を小規模から始めることができます。
メカ部品の摩耗や振動で誤動作する可能性のあるところ
IO-Link近接センサなら離れすぎや過接近をモニタできるので突発不具合の発生を大幅削減することが可能です。
＞＞デモ動画を見る
汚れが付着してセンサの光量が不安定なところ
IO-Link光電センサなら受光量をモニタできるので誤検出を未然に防止できます。
＞＞デモ動画を見る
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