株式会社アローテックス様Q-up Auto / AI
品質改善ソリューション Q-upAutoシステム活用事例

究極の無人化
「DarkFactory」への取り組み

株式会社アローテックス様

「お客様が「楽」できるモノづくり」

創業60周年 アローテックスの技術力

株式会社アローテックス様は、創業60年、関東・近畿圏を中心にSMT・IMT・組立まで一貫製造を受託し、全14拠点、基板実装12ラインを有しています。
「お客様が「楽」できるモノづくり」を掲げ、高い品質と柔軟な対応力を武器に、“世界のモノづくり企業の一番のパートナー”として、多くの取引企業様から選ばれ続けています。

株式会社アローテックス

動画でみるアローテックス様との共創ストーリー
「生産性向上ソリューション Q-upシステムの活用」

課題

課題 1
「不良」そのものを作らないことで、廃棄ロスや修正コスト低減につなげる。

不良を作ってしまう前に途中の工程でアラートを出させ、早期に不良を発見することで不良を作りづづけるロスを避けることができます。

課題 2
検査機運用を適正にする。

品質のみを重視した厳しいだけの閾値管理を見直し、ラインの歩留まりを落とさない適切な閾値管理を目指しています。

課題1

解決策

解決策 1

Q-up Autoシステムの活用により、マウンタと検査機を連携させ、実装不良が発生したノズルやフィーダー、ヘッダーをリアルタイムに特定することができます。これにより、これまで熟練者がカン・コツ・ケイケンで不良発生の要因を特定していた工数を大幅に削減するとともに、予め定めた作業指示をポップアップで表示させることで、さらに属人的な判断を低減させます。
不良発生要因の特定から対策実施までの時間の大幅短縮と、不良の予兆を捉えることによる不良発生のロスコスト抑制につながります。

  • ラインの状態を常時監視
    ラインの状態を常時監視
  • ノズル・フィーダー等、問題のある設備情報を自動で特定
    ノズル・フィーダー等、問題のある設備情報を自動で特定
  • 具体的な作業内容を明示し、タイムリーに適切な作業を実施
    具体的な作業内容を明示し、タイムリーに適切な作業を実施

解決策 2

Q-up Optiの活用により、印刷検査機とリフロー後検査機の結果を連携し、最終不良となる検査閾値を見極め、印刷検査機の過剰判定を最小化しています。

  • 印刷検査の精度は高まっており最適な検査機運用で生産性を高める
    印刷検査の精度は高まっており最適な検査機運用で生産性を高める
  • 最終工程品質との因果関係を直感的に確認できる
    最終工程品質との因果関係を直感的に確認できる
  • 印刷工程での最適な検査閾値を自動シミュレート
    印刷工程での最適な検査閾値を自動シミュレート

成果

那須工場 工場長

那須工場 工場長
藤原 政樹 様

製造工程において、不良そのものを作らない取り組みとして、実装工程の、高速機と異形マウンター後の2か所に、外観検査機を導入し、リアルタイムに観察をしています。
製造工程の途中でアラートを出し、早期の不良発見し、不良を作り続けるロスの低減につなげています。
AIのテスト評価ではスキルレスティーチングへの可能性を実感し、実運用に向けて検討を開始しています。

お客様の声

モノづくり企業における共通の課題である人手不足や技術の伝承への取り組みとして、社内12ラインのデジタル化と生産性向上に注力しています。
厳しい品質基準を維持しながら、効率化に取り組むオムロンとアローテックスのコラボレーションについて、より多くのお客様に知っていただきたいと思います。

常務取締役

常務取締役
矢野 大貴 様