GHG排出量低減

製袋機の包装工程の温室効果ガス(GHG)排出量を低減し
生産効率の向上が見込める外乱抑制機能とは

2023/10/12 更新

導入効果

外乱抑制機能で包装開始時に発生する温度低下を抑制しGHG排出量の削減が可能

外乱抑制機能は、包装開始時に定型的に発生する温度低下に対して、自動で操作量を算出し、フィードフォワード制御を行うことで、温度低下を抑制します。温度低下を抑えることで品質の向上と電力の節約ができます。 例えば、製袋機のシール工程では、シール開始時に温度低下が発生しますが、外乱抑制機能を使用することで温室効果ガス(GHG)排出量の削減が可能です。

製袋機の包装工程での起動時の不良削減効果(当社調べ)

起動時のダミー打ちでの廃棄数量

装置稼働時間の削減(シール:100袋/分)

GHG排出量の削減量(当社調べ)

二酸化炭素削減量  = 消費電力  × 削減時間    × 二酸化炭素算出係数
          = 2kWh *3 × 2.4時間 *1,2 × 0.4591kg-CO2/kWh
          = 2.2kg/年

*1. 1日1回起動、生産中のチョコ停1日1回の合計1回とした場合
*2. 稼働日20日/月とした場合
*3. 一般的な縦ピロー包装機の消費電力より、2kwhと設定

外乱抑制機能で温度変動を最小限に

オートチューニング機能により、シール開始時の温度変動と操作量の関係から適切な操作量、印加タイミング、印加時間を自動算出します。

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