GHG排出量低減

電源回路の設計見直しで
制御盤の省エネルギー化と軽量化を実現しGHG排出量を低減

2023/08/09 更新

電源回路の見直しによる電力ロスの低減・制御盤の軽量化

制御盤内で交流入力を制御機器の動作に必要な直流に変換する重要な役割を果たしているパワーサプライですが、電圧を変換するときに電力ロスが発生します。これはパワーサプライの発熱として表れ、温室効果ガス(GHG=Greenhouse Gas)として知られる二酸化炭素(CO2)の発生源となります。

電力ロスを削減できる高効率なパワーサプライの置き換えでGHGの発生量を低減

S8VK-WA 960Wは従来品より効率をさらに向上することで、電力ロス=GHG排出量の低減に貢献します。また、S8VK-WAはIEC61558-2-16に適合した変圧器(トランス)を採用しているため、機械安全のIEC60204-1で指定されている制御回路の複巻変圧器(トランス)が不要となり、損失削減、省スペースに貢献します。複巻変圧器(トランス)の重量削減で制御盤が軽量化でき、輸送時のGHG排出量も低減できます。

GHG排出量の削減効果
・GHG削減率(434.3kgー168.9kg)/434.3kg=61%
・GHG削減量 434.3kgー168.9kg=265.4kg

本効果は、約30本の植林効果に相当します。*1

*1 林野庁:1ha当たり1000本が植えられた、樹齢40年杉林の場合、1本の木が年間に取り込むCO2量=1世帯の排出量4480kg/スギ509本分=8.8kgより算出

出典:森林はどのぐらいの量の二酸化炭素を吸収しているの?:林野庁 (maff.go.jp)

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