【デジタル業界】自動化設備の高速性や安全性の強化を制御盤のスペース効率により実現
2024/07/26 更新
需要急増に伴い電子部品や自動車部品製造の生産性向上の取組みが加速しています。一方、製造現場では、加工や組立ての高精度化や高速化への対応でシリンダーの電動化、安全回路の追加が必要も、制御盤内のスペースに余裕がないのが実状です。
装置機能アップに伴う安全設計強化を簡単に実現
分岐したパワーサプライごとの負荷容量バランスと機器保護を考慮した分散配置が必要
装置の高機能化により、電装部の機器点数が増えるため、安全性や負荷容量のバランスを考慮した分岐設計に手間がかかりました。
今回の課題解決商品S8VK-WAは240Wから2000Wまでの高容量を品揃えしています。
複数の単相パワーサプライを高容量タイプに集約、DC電子式サーキットプロテクタを使用して回路を分岐することで、省スペース化に貢献。加えて、配線短絡のような事故の時、その影響が他系統へ波及するのを防止できます。
機器の集約やスリム形状で安全設計と省スペース化を両立
３相変更を保つために複数のパワーサプライを各系統に配置させる必要がありました。
３相のパワーサプライで集約し、スリム形状の電子CPと端子台で横幅方向のスペース効率が向上します。
S8VK-WAは240Wから2000Wまでの高容量を品揃え
電子サーキットプロテクタとの接続と組合せは、S8V-CP データシートの「接続例」および「●推奨電源ユニット」でご確認ください。
[設計のヒント]
制御盤ソリューションの各商品の適合電線は上記リンク先
Value Design for Panelの「制御盤ソリューション各商品の適合電線と推奨品の一覧」でご確認ください。
尚、S8VK-WA20224とS8V-CP0824の組み合わせ時の配線は、S8VK-W/S8VK-S カタログの「新たなDC回路の分配方法で実装スペースの削減」でご確認ください。
