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●共通の注意事項は、電力・機器用保護機器共通の注意事項をご覧ください。

使用上の注意

・交流制御電源としては、商用周波数電源以外は使用できません。

・このカレント・センサはサイリスタ制御、インバータまたは整流器を含む回路、高周波回路、コンデンサ負荷などの、電流波形が歪むことの想定される回路では使用できません。

・インバータの時は、形K2CMをご検討ください。

・インチング運転にて使用される場合、インチング毎に内部の過負荷検出回路がリセットされるため使用できません。

・カレント・コンバータ 形SET-3□の(+)と(-)の出力端子は、開放した状態で使用しないでください。使用されない場合は出力端子を短絡してください。

・動作表示LED は、一度動作した後、制御電源電圧がなくなると消灯します。

取りつけ

・形8PFA1 表面接続ソケットは、ねじ類でパネルに取りつけて、十分締めつけてから本体を差し込み、フックで固定してください。なお、フックの部分を考慮して、ソケット間を30mmほど余裕をもたせてください。

・取りつけ方向は特に制限はありませんが、できるだけ水平方向で、確実に取りつけてください。

・パネルマウント形として取りつける場合は、形SE パネルマウント形の取付金具のみご購入ください。パネルマウント形とした場合の推奨パネル板厚は1~3.2mmです。

接続

・カレント・コンバータの一次導体貫通回数は、定格電流に応じて、指示された回数(カタログの「整定電流一覧表」をご覧ください)で2 線とも同一方向から貫通させてください。どの相の線をどの穴に通しても支障ありません。

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・カレント・コンバータと本体との接続は(+)と(-)の極性を正しく合わせてください。誤動作する場合があります。

・直流制御電源の場合、極性を考慮する必要はありません。

保守・点検

試験押ボタンでの動作チェック

制御電源を入れ、試験押ボタンを押して動作の確認をしてください。

特性チェック

右図の特性試験回路のように結線して、形SAOと形SET-3□の特性試験を行い、特性変化の有無を確認してください。

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