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共通の注意事項は、「プリント基板用リレー 共通の注意事項」をご覧ください。

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G5PZ-X ご使用の前に 3

取り扱いについて

本製品の保護構造は耐フラックス構造ですので、丸洗い洗浄はしないでください。

リレー動作後のコイル電圧低減(保持電圧)について

・リレー動作後にコイル電圧を保持電圧まで低減して使用する場合は、下図に示すように、はじめに定格電圧を100ms以上コイルに印加してください。

・コイルの保持電圧は定格電圧の50%以上必要です。コイルの電圧変動等により下回らないようにしてください。

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操作コイルのダイオード接続について

・リレーコイルはダイオードおよびツェナーダイオードを接続してください(下図参照)。

・ダイオードはコイルサージ吸収用です。ダイオードのみでは開閉性能に影響が出る可能性がありますので、ツェナーダイオードを組み合わせてご使用ください。

・コイルには極性がありませんので、ダイオードはコイルの印加電圧に対して極性が逆になるように取り付けてください。

・ツェナーダイオードの推奨ツェナー電圧は、コイル定格電圧の1~3倍です。

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リレーの寿命について

・本製品は直流高電圧専用のため、最終故障モードは遮断不能に至り、最悪周囲部分への延焼の可能性があります。
 記載の定格、回数を超えた使用および直流高電圧以外の用途には使用しないでください。
 また、万一故障があっても危険を最小にする安全回路などの安全対策を講じてください。

・本製品の電気的耐久性は、弊社の定める標準試験状態下での抵抗負荷における負荷開閉回数です。
 コイル駆動回路、周囲環境、開閉頻度、負荷条件(誘導負荷やコンデンサ負荷でのご使用)により、寿命低下、遮断不良の可能性もありますので、必ず実機での確認を実施ください。

微小負荷開閉について

当リレーは直流の高容量開閉、遮断用途に適したパワーリレーです。ただし、高電圧低電流の領域においては、遮断特性が不安定になることがありますので、2A~0.5Aの領域での開閉用途についてはお問い合わせください。

取り付け間隔について

2接点直列接続の使用の際は、製品の間隔を10mm以上確保してください。

電気用品安全法について

形G5PZ-X シリーズは電気用品安全法に準拠しておりませんので、用途においてお間違いのないようリレーをお選びください。