振動の大きい装置や、重いワークの搬送パレットでは、ドグが近接センサから離れて誤作動し設備が止まることがありますが、E2E NEXTの長距離タイプなら、これまで起こっていた誤作動を低減し、設備稼働率を向上します。
情報更新 : 2023/03/13
振動の大きい装置や、重いワークの搬送パレットでは、ドグが近接センサから離れて誤作動し設備が止まることがありますが、E2E NEXTの長距離タイプなら、これまで起こっていた誤作動を低減し、設備稼働率を向上します。
自動車部品の着座検知では、ワークと近接センサがぶつかりやすく、センサ故障の原因になっています。E2E NEXTの長距離タイプなら、これまで起こっていた衝突を低減し、設備稼働率を向上します。
ある自動車部品の製造現場では、1年間に設備の突発的な停止が約1, 600時間発生。そのうち近接センサに起因する時間は240時間ありました。E2E NEXTの長距離タイプを使用した結果、衝突故障や誤作動による設備停止回数を240回から80回に減らすことができ、設備停止時間をこれまでの1/3に短縮できました。(2017年9月現在、当社調べ)
*1. 2022年8月現在、当社調べ。
*2. 場所の究明から交換・復旧までにかかる時間。
E2E NEXTシリーズでは、近接センサを長距離化する際に課題となっていた温度変化による影響やセンサの個体差を、長距離安定検出技術“サーモ・ディスタンス・コントロール” とアナログデジタルハイブリッドICで解決しています。
従来のアナログICではできなかった、「出荷時における温度補正値の書き込み」をアナログデジタルハイブリッドIC “PROX2” に対して行い、温度変化による検出距離への影響を最小化。
どの位置で固定しても表示灯が確認できるため、簡単に検出状態が確認できます。
E2E NEXTではどの機種も表示灯として緑LEDと橙LEDを搭載しています。
長距離化を実現したことで、検出距離を落とすことなく1サイズダウンでき、設置部の省スペース化に貢献します。
IO-Link対応の近接センサをIO-Linkマスタと接続すれば、設備の状態をリアルタイムに把握でき、予兆保全につなげます。
IO-Linkを用いなくても、NO(ノーマリオープン)とNC(ノーマリクローズ)の2つの出力を配線することで、故障を検知できます。
情報更新 : 2023/03/13
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