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G7EB ご使用の前に 2

安全上の要点

落下について

・リレーが正しく動作しない可能性があります。落下したリレーを使用しないでください。

使用上の注意

取り付け方向性

・当リレーは動作特性と電気的耐久性能上、取り付け方向に制限があります。
 下図にて指定の方向以外では使用しないでください。
 指定以外の取り付けにおいては、動作不良や予期しない劣化による焼損の原因となる可能性があります。

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注1. 接点端子下方向の取り付け方向(e)のみ、動作電圧とコイル印加電圧が 異なりますので「定格/性能」の「操作コイル」および下記の「●リレー動作時および動作後のコイル電圧低減(保持電圧)について」をご確認ください。

リレー動作時および動作後のコイル電圧低減(保持電圧) について

・当リレーは、必ず保持電圧にてご使用ください。

・下図に示すような印加電圧・時間の範囲内でご使用ください。

コイルの電圧変動等によりこの範囲を超えないように設定してください。

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注2. 接点端子下方向の取り付け方向(e)のみ、125%~135%となります。

操作コイルのダイオード接続について

・リレーコイルはダイオードおよびツェナーダイオード(もしくはバリスタ)を接続してください(下図によります)。
 ダイオードはコイルサージ吸収用です。ダイオードのみでは開閉性能に影響が出る可能性がありますので、ツェナーダイオードを組み合わせてご使用ください。

・コイルには極性がありませんので、ダイオードはコイルの印加電圧に対して極性が逆になるように取り付けてください。

・ツェナーダイオードの推奨ツェナー電圧は、コイル定格電圧の3倍です。

・ダイオードは逆耐電圧がコイル定格電圧の10 倍以上のもので順方向電流はコイル定格電流以上のものをご使用ください。

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プリント基板端子のはんだ付けについて

・はんだ付けは、はんだ槽で290℃で20秒以内に行ってください。

・密封構造ではありませんのでリレーの丸洗いはできません。

取り付けについて

・なるべく乾燥した塵埃、悪性ガスの少ない場所を選んで取り付けてください。

・高温多湿や悪性ガス雰囲気では、結露や腐食生成物の影響により、性能の劣化によるリレー自体の故障や焼損の原因となる場合があります。

・製品の重量は約100g です。プリント基板の強度に十分ご注意ください。
 また熱ストレスによるはんだクラックの発生低減のため、両面スルーホール基板をご使用ください。

電気的耐久性について

・本製品の電気的耐久性は、弊社の定める標準試験状態下での抵抗負荷における負荷開閉回数です。
 コイル駆動回路、周囲環境、開閉頻度、負荷条件(誘導負荷やコンデンサ負荷でのご使用)により、寿命低下、遮断不良の可能性もありますので、必ず実機での確認を実施ください。

・最終故障モードは遮断不良に至り、周囲部分への延焼の可能性があります。
 機器の故障を回避する為に安全回路などの対策を講じてください。

微小負荷開閉について

・当リレーは高容量の開閉用途に適したパワーリレーです。
 信号用途など微小負荷開閉には使用しないでください。