◦ 温度上昇により、作動油の粘度が低下する。
◦ 油圧低下により、プレス品質にばらつきが発生する。
◦ 圧力の監視だけでは、作動油の温度上昇が発見できない。
IoT液体圧力センサ
情報更新 : 2020/10/01
◦ 温度上昇により、作動油の粘度が低下する。
◦ 油圧低下により、プレス品質にばらつきが発生する。
◦ 圧力の監視だけでは、作動油の温度上昇が発見できない。
プレス圧低下の兆候を捉え、製品不良発生を防ぎます
◦ ツールチェンジを繰り返しているうちに作動油の温度が上昇する。
◦ 配管パッキンが劣化し、作動油もれが発生する。
◦ 油圧低下により、加工品質が低下する。
◦油圧系統が複数に分散されており、パッキンの劣化箇所を見つけるのに時間がかかる。
作動油の温度上昇による作動油もれの兆候を発見できます
作動油の温度変化を監視することで、どのくらい温度が上昇するとパッキン劣化に影響が出るかを把握できます。
複数の配管にセンサを取り付けることで、どこの配管で何の異常兆候が発生しているか、本体のLED表示ですぐにわかります。
◦ 温度によりシール材の粘度が変化するため、塗布圧が一定でも塗布量は変化する。
◦ 塗布量を安定させるためには、塗布圧と温度の両方を制御する必要がある。
◦ しかし、センサを2つ設置するスペースがない。
塗布量変化の兆候を捉え、部品不良発生を防ぎます
シール材の粘度の低下を、温度監視することで異常兆候として発見可能に。温度と圧力を同時に監視することで、保全員の経験や勘に頼らずに温度と塗布圧の適正範囲を定量化することができます。
マルチセンシング技術
【圧力】高耐圧で耐環境性に優れたセラミックパッケージの圧電素子(ピエゾ素子)を採用。
ひずみゲージの抵抗変化から圧力値を検出します。
【温度】圧電素子裏面に実装されている白金測温素子で温度を測定します。
「流量+温度」「圧力+温度」の両方を見て判定します。IO-LinkによるPLCへのデータ出力も可能なので、異常な状態になる前に保全がしやすくなります。表示色は3パターン、消灯も合わせると4パターンの設定が可能です。
センサ自身の状態を自己診断し、接続ミスや不調を起こす兆候が現れると自主的にお知らせします。
奥まった場所や暗い場所でも見やすい高輝度LEDを搭載しています。
物理量の単位に変換して表示します。
アダプタに締め込んだ後に、表示部を見やすい角度に調整できます。
180°回転して表示できます。
配管がいくつも並んでいる狭いスペースにも取り付けられます。
本体のボタンで素早く設定。設定後は、キーロック機能で誤操作を防止できます。
保守メンテ時は、初回取り付け時と同一条件になるように設定が必要です。IO-Link機能を使えば、上位から一括設定が可能。製造品質に影響が出ないよう熟練者が日々行っている調整を数値化して管理できます。
定期点検時など、配管から簡単に取り外すことができ、清掃しやすい構造です。
* アダプタは当社の専用品をご使用ください。 また、圧力センサに過大な脈動やサージ圧が想定される場合は、スロットル(別売)の装着を推奨します。
情報更新 : 2020/10/01