安全を確保する目的で直接的または間接的に人体を検出する用途に本製品は使用できません。
人体保護用の検出装置として本製品を使用しないでください。
マーク検出・ステンレスケース アンプ内蔵光電センサ(小型・ティーチングタイプ)
検出方式/検出距離/検出対象物などの必要な条件を選ぶだけで簡単に光電センサの形式を検索できます。
情報更新 : 2010/08/02
安全を確保する目的で直接的または間接的に人体を検出する用途に本製品は使用できません。
人体保護用の検出装置として本製品を使用しないでください。
故障や発火の恐れがあります。
定格電圧を越えて使用しないでください。
破裂の恐れがあります。
AC電源では絶対に使用しないでください。
部品の破損や保護構造の劣化の恐れがあります。
洗浄時に高圧水を1箇所に集中して噴射することはしないでください。
以下に示すような項目は安全を確保する上で必要なことですので必ず守ってください。
爆発性ガス、引火性ガスのあるところでは使用しないでください。
コネクタの抜差しは必ずコネクタカバー部を手で持って行ってください。
形XS3Fをご使用の場合には、固定具は必ず手で締めてください。プライヤなどを使用しないでください。
また締めつけが不充分の場合保護構造が保てなくなったり振動で緩むことがあります。適正締め付けトルクは0.3~0.4N・mです。
その他、市販のコネクタをご使用になる場合は、コネクタメーカの推奨使用条件、推奨締めつけトルクを守って使用してください。
負荷は定格以下でご使用ください。
冷凍火傷の恐れがあります。低温時に素手で金属表面に触れないでください。
油環境では使用しないでください。部品の破損や保護構造の劣化の恐れがあります。
分解したり修理・改造をしないでください。
直射日光のあたる場所では使用しないでください。
有機溶剤(シンナー、アルコールなど)の使用は光学特性や保護構造を劣化させますので使用しないでください。
高濃度の洗浄剤の使用は故障の原因となりますので使用しないでください。
また規定以上の高圧水の噴射は保護構造が劣化しますので避けてください。
火傷の恐れがあります。使用条件(周囲温度、電源電圧、他)によってはセンサ表面温度が高くなります。操作時や洗浄時にはご注意ください。
-25℃以下では、コードを屈曲させないでください。破損の恐れがあります。
定格を超える周囲雰囲気・環境では使用しないでください。
①直射日光があたる場所
②湿度が高く、結露する恐れがある場所
③腐食性ガスのある場所
④本体に直接、振動や衝撃が伝わる場所
①最大電源電圧はDC30Vです。通電前に電源電圧が最大電源電圧以下であることを確認してください。
②電力線、動力線と光電センサの配線が同一配管または同一ダクトで行われると誘導を受け、誤動作あるいは破損の原因となる場合もありますので、別配線またはシールドコードの使用を原則としてください。
③コードの延長は0.3mm2以上の線を用い、50m以下としてください。
④コード部は強く引っ張らないようにしてください。
⑤光電センサを取りつける際、ハンマーなどでたたきますと、耐水機能が損なわれますのでご注意ください。また、ねじはM3のものをご使用ください。
⑥取りつけ面は取りつけ金具(別売)を使用するか平らな面を選んでください。
⑦コネクタの抜差は必ず電源を切ってからおこなってください。市販のスイッチングレギュレータをご使用の際はFG(フレーム・グランド端子)を接地してお使いください。
電源を入れてから光電センサが検出可能になる時間は100msですので、電源投入後100ms以降にてご使用ください。負荷と光電センサが別電源に接続されている場合は必ず光電センサの電源を先に投入してください。
電源OFF時に出力パルスが発生する場合がありますので負荷あるいは負荷ラインの電源を先にOFFされることをお勧めします。
この機種は、負荷短絡保護機能を備えていますが、負荷は絶対に短絡しないでください。出力には定格を超える電流を絶対に流さないでください。負荷短絡が生じた場合は出力がOFFとなりますので配線を見直したうえで電源を再投入してください。短絡保護回路がリセットされます。また負荷短絡保護は定格負荷電流の1.8倍以上の電流が流れますと動作します。C負荷を使用される場合は突入電流が定格負荷電流の1.8倍以下のものをご使用ください。
水中、降雨中、および屋外での使用は避けてください。
取りつけ図
・代表的な洗浄剤・殺菌剤について性能を確保しておりますが、洗浄剤・殺菌剤・その他薬品の種類により性能を発揮できない場合もありますので下表を参照のうえ、使用してください。
・形E3ZMの耐洗浄剤・耐殺菌剤性能については下表の種類に対して試験を行い合格しております。使用する洗浄剤・殺菌剤の検討の際にご参照ください。
分類 | 商品名 | 濃度 | 温度 | 時間 |
---|---|---|---|---|
薬品 | 水酸化ナトリウム NaOH | 1.5% | 70℃ | 240h |
水酸化カリウム KOH | 1.5% | 70℃ | 240h | |
リン酸 H3PO4 | 2.5% | 70℃ | 240h | |
次亜塩素酸ナトリウム NaClO | 0.3% | 25℃ | 240h | |
過酸化水素 H2O2 | 6.5% | 25℃ | 240h | |
アルカリ性泡洗浄剤 | トパックス 66s(エコラボ製) | 3.0% | 70℃ | 240h |
酸性泡洗浄剤 | トパックス 56(エコラボ製) | 5.0% | 70℃ | 240h |
殺菌剤 | オキソニアアクティブ 90(エコラボ製) | 1.0% | 25℃ | 240h |
TEK121(ABCコンパウンディング製) | 1.1% | 25℃ | 240h |
注. 上記の薬品、洗浄剤、殺菌剤に表中の温度で240H浸漬し、絶縁抵抗100MΩ以上の試験に合格しております。
マークと類似の色柄が下地にある場合、本センサを使用しないでください。
センサを下の図のように5~15°傾けて取り付けてください。マーク検出能力が向上します。
1. パルス幅2s以上10s未満のパルスをリモートコントロール入力(桃)に入力します。
2. 検出時間幅が短い側(マーク)がスポットを通過すると自動的にティーチングが実行されます。
・通過時間は1.5ms以上としてください。
・7回以上マーク通過後にティーチング完了となります。
・マークと下地の光量差が無い場合、ティーチングNGとなります。
3.「検出時間幅が短い側(マーク)検出時出力ON」として検出を開始します。
注. ティーチング完了の判断は、マークと下地の出力ON/OFFで判断してください。
・動作モードは、検出時間幅の短い光量側でONにしか設定できません。
検出時間幅の短い光量側でOFFに設定するには2点ティーチング(マニュアル)を行ってください。
・バタツキが大きい場合や表面に段差、突起がある場合、オートマチックティーチング(リモート)にて誤判別してしまう可能性があります。
この場合は2点ティーチング(マニュアル)を使用してください。
情報更新 : 2010/08/02