押ボタンスイッチとは、操作部をその軸方向に手の押しまたは引き動作によって接点の開閉を行うように作られた操作スイッチをいいます。ここでは押ボタンスイッチの概要を解説します。
概要 | ![]() |
押ボタンスイッチとは、操作部をその軸方向に手の押しまたは引き動作によって接点の開閉を行うように作られた操作スイッチをいいます。
操作部の機能上、照光式と非照光式に分かれます。
一例として下図に代表的な照光式押ボタンスイッチの構造を示します。照光式押ボタンスイッチは大別して5つの構成要素から成りたっています。非照光式の押ボタンスイッチは、下の構成要素から発光源を取り除いた4つの構成要素から成りたっています。
用語 | 説明 |
モーメンタリ動作 | スイッチ動作後、ボタンを離すと初期状態に戻るスイッチの動作 |
オルタネイト動作 | 1回目の動作時は、内部に設けた機械的なロック機構により動作状態が保持され、2回目の押し 操作でロックが解除され戻るスイッチの動作 |
プッシュプル動作 | ボタンを押すと、内部に設けた機械的なロック機構により動作状態が保持され、ひきもどすことで ロックが解除されるスイッチの動作 |
プッシュロック・ターンリセット動作 | ボタンを押すと、内部に設けた機械的なロック機構により動作状態が保持され、ひねりにより ロックが解除されるスイッチの動作 |