Page top

本文

プログラマブルターミナル 参考資料


プログラマブルターミナル(PT)とは、FA生産現場の情報を表示し、必要に応じて操作を行うことができる高機能な表示器です。ここでは参考資料を示します。

概要参考資料

関連情報



注1. NSシリーズ、NVシリーズ、NTシリーズは受注終了品です。

タッチスイッチ方式の特長と原理

タッチスイッチ方式と特長は以下の通りで、オムロンのPTは抵抗膜方式を採用しています。

タッチ
スイッチ
方式
音響波照合
(APR)方式
超音波表面弾性波
(超音波)方式
静電容量
(アナログ容量)
方式
光(赤外線)
方式
抵抗膜方式
特長タッチ時の振動
やドラッグ時の
摩擦振動を検出
します。ガラス
素材そのままの
光学特性と
耐久性があり、
防塵や防水対応
も可能です。
やわらかいものに
反応します。パネル
表面がガラスのため、
傷に強く、視認性も
良好で、手袋での
入力も可能です。
素手での反応となり
ます。水滴や虫など
異物には反応しにく
いため、誤動作は少
なくなります。
LED発光部と
受光部での構
成のため、表
示器表面の影響
はありません。
センサ部と表示
器に視差がある
ため誤入力
しやすくなり
ます。
パネルにタッチすれば
どんなものでも反応
します。タッチセンサ
表面がフィルムなの
で、カッターやボール
ペンなど鋭利なもので
破損しやすく、透過率
も低くなっています。
他の方式に比べて
安価に製作できます。

抵抗膜方式

抵抗膜方式タッチパネルは、透明導電膜(ITO)が設けられた素材を向い合う方向に貼り合わせ、指またはペンで押した時に透明導電膜どうしが接触することにより、タッチパネル入力を行います。この上下導電膜間にはドットスペーサ(絶縁体)があり、未入力時の上下導電膜の接触を防止しています。
抵抗膜方式タッチパネルは大きく分けて「アナログタイプ」と「マトリックスタイプ」があります。

アナログタイプ

上部下部共に全面に透明導電膜が形成され、一方でX座標回路、他方でY座標回路を構成します。タッチした位置の抵抗の比率をアナログ的に検出します。

マトリックスタイプ

上部下部それぞれに形成した短冊状の透明導電膜を直交するように構成します。タッチした時のX座標Y座標により位置を検出します。

抵抗膜方式タッチパネルタイプアナログタイプマトリックスタイプ
使用形式NAシリーズ、NBシリーズ、NVシリーズ
形NS15
形NS5、形NS8、形NS10、形NS12
形NT631C

最終更新日:2024年03月01日