●共通の注意事項は、電力・機器用保護機器共通の注意事項をご覧ください。
使用上の注意
取りつけと配線について
・零相変流器(ZCT)の出力端子k、lは絶対に接地(アース)しないようご注意ください。アースされた場合、漏電リレー本体の内部回路が破損する恐れがあります。
・1次導体はZCTに1回貫通させてください。
・機器内配線の絶縁劣化による漏電も検出する意味から、ZCTはできるだけ電源に近い側に設置してください。
零相変流器の設置について
・屋外の引込口またはB種接地線で点検が容易なところ。
・電路に設置する場合、電路の定格電流以上の値をもつ変流器を選んでください。
・二次側配線が大電流の流れる電線回路に沿って設置する場合はなるべく電線相互間を離して設置するか、またはシールド電線を使用してください。
・分割形変流器を適用して活線状態で設置工事を行う場合は、2次端子をクリップなどで短絡して作業を行ってください。
感度電流の切り換え
・形K6EL-□100、200、500は感度電流の切り換えができます。
(-)ドライバを使用し、スイッチ切り換えを行ってください。
・形K6EL-30は感度電流固定のため切り換え機能はありません。
動作時間の切り換え
・形K6EL-A100、A200、A500は動作時間の切り換えができます。
(-)ドライバを使用し、スイッチ切り換えを行ってください。
・形K6EL-30、100、200、500は動作時間固定のため切り換え機能はありません。
試験について
・本体のTESTボタン(赤)を押し、漏電表示LED(赤)が点灯すれば、内部回路は正常です。
・全体的な試験は模擬漏電電流を流して行ってください。
復帰について
・いったん動作すると、復帰させるまで動作を続けます。復帰はRESETボタン(黒)を押すか、または制御電源を1度OFFにしてください。
リセットボタンについて
・リセットボタンの役割は下記のとおりです。
「テストボタンを押すとリレーが動作することから、そのリレーを復帰させるためのボタン」
「漏電が発生するとリレーが動作することから、そのリレーを復帰させるためのボタン」
・テストボタンや漏電が発生してリレーが動作しない限りリセットボタンは押さないようお願いいたします。誤って押してしまうと、出力接点が動作する可能性があります。
試験方法
図の試験回路において、形K6ELの定格感度電流に応じて適当なR*を選択します。スライダックを操作して電流を変化させ、電流計を読みとるごとに形K6ELの動作値を知ることができます。
*Rの値は、例えば、
30mA…… 3.3kΩ 6W
100mA…… 1kΩ 20W
200mA…… 500Ω 50W
500mA…… 200Ω 100W
1,000mA…… 100Ω 200W