画像処理に必要な機器すべてを一体化。コントローラに加えて、レンズや照明の一体化により、制御盤のスペースを気にせず、検査・計測を追加したい場所に簡単に増設できます。
情報更新 : 2019/07/16
画像処理に必要な機器すべてを一体化。コントローラに加えて、レンズや照明の一体化により、制御盤のスペースを気にせず、検査・計測を追加したい場所に簡単に増設できます。
レンズと照明はモジュールとしてご用意しています。
簡単に交換できるので、検査仕様の変更や故障など、万が一のときも交換可能で安心です。
IP67に対応しており、カメラの設置個所を定期的に洗浄するなど、水や液体がかかる工程でも安心してお使いいただけます。
交換可能なモジュール部品のネジは脱落防止タイプを採用しており、生産ラインへの落下等によるトラブルを防止できます。
照明のカバーや光学フィルタは、簡単に取り外して交換できるので、汚れ防止用の保護カバーなどの設置は不要です。
外部照明として150種類以上の豊富なラインナップを揃えたFLV/FLシリーズを簡単に追加できます。
照明コントローラを接続することでスマートカメラ FHV7の設定画面から、発光強度を簡単に調整でき、シャッタタイミングに同期して発光できます。
1色の照明では安定しなかった計測が、マルチカラー照明なら容易に解決できます。たとえば、包装パッケージ色の異なる多品種を1台の装置で生産する場合でも、マルチカラー照明なら最適な照明色に変更するだけで、計測を安定して行うことができます。生産物のデザイン変更や品種追加があってもパラメータひとつで調整でき、照明の交換もシビアな調整も不要です。稼働後に増え続ける品種にも安心して使用できます。
色違いの品種が増えていくと、単色の照明ではコントラストが低くなるワークがでてしまいます。マルチカラー照明ならワーク色に合わせて照明の色を変更でき、安定した検査を行うことができます。
サイズの異なる多品種を生産する場合でも、オートフォーカスレンズなら59~2000mm*1の範囲内でピントを合わせることができます。ピントは、パラメータ調整*2で簡単に切り替えできます。品種変更時のメカ的な段取り替えが不要となり、設備簡略化・生産性アップに貢献します。
*1. レンズ種類により異なります。詳細はカタログの光学図表をご確認ください
*2. 高さの異なる品種ごとにフォーカス位置をプリセットしておき、設定切り替えで対応
ペットボトルのようにさまざまなサイズで生産される場合でも、オートフォーカスレンズなら設定条件の切り替えだけで段取り替えが可能です。カメラの位置を移動させるメカ機構は不要です。
液体レンズを搭載した高速レンズモジュールを新たにラインアップしました。制御の難しい液体レンズを高度に制御することで、メカ式フォーカス調整レンズの約1/10の時間で狙ったピントに合わせることができ、ロボットアーム移動時間内に切り替えを完了できます。*
また、一般的なメカ式フォーカス機構は、数万回フォーカス調整を繰り返すと、駆動部やモータの劣化により壊れてしまいます。液体レンズによるフォーカス調整なら回数に制限がなく、長寿命でお使いいただけます。
注:上記時間はフォーカス値を最小から最大まで動作させたときの参考時間です。保証値ではありません。
* 高さの異なる品種ごとにフォーカス位置をプリセットしておき、設定切り替えで対応します。
1200万画素の撮像素子で広範囲を高精度に検査できます。品種ごとに検査位置が異なる混流生産ラインでも、カメラ複数台の導入やカメラを移動させるメカ機構は不要です。
*3. 2018年10月現在、当社調べ
部品の組付け場所が車種ごとに変わっても、カメラを移動なしで、広範囲に高精度な検査を実行できます。
*1. 2018年10月当社調べ
FHシリーズで培った性能を一体型のボディに凝縮しました。
画像処理システムに匹敵する性能で高度なアプリケーションも解決できます。
スマートカメラ FHV7では160万画素を24msで計測処理。
速度性能を劣化させずに高解像な検査を実行でき、現在画像処理システムをご使用の箇所にも安心してご活用いただけます。
高い処理性能により画像処理システム相当の検査を容易に実現できます。
従来のスマートカメラでは速度が著しく低下してしまう多点検査などに最適です。
*2. お客様の装置に導入されている画像センサの検査時間との比較例。2018年10月当社調べ
ワークのばらつきや外部環境の変化により計測値に徐々に変化が発生した場合でも、2Core分散処理により計測しながら原因分析や設定調整が可能です。
ダウンタイムをゼロ化でき、未検査品の目視検査も不要となります。
情報更新 : 2019/07/16