機能名称 |
内容 |
対応ユニット |
フリーランリフレッシュ方式 |
NXバスのリフレッシュ周期とNXユニットの入出力更新周期が
非同期である I/Oリフレッシュ方式です。 |
全形式 |
使用チャネル選択機能 |
使用しないチャネルの制御演算処理や異常検出処理、および出
力処理を無効にする機能です。無効にしても自ユニットの変換
時間は短くなりません。 |
全形式 |
入力機能 |
入力種別の設定 |
温度入力に接続するセンサの入力種別を設定する機能です。 |
全形式 |
温度単位(℃/°F)の
設定 |
測定値の温度単位(℃(摂氏)、または °F(華氏))を設定
する機能です。 |
全形式 |
小数点位置の設定 |
INT型の測定値と INT型の目標値のパラメータを対象に、小数
点以下の表示桁数を設定する機能です。 |
全形式 |
冷接点補償有効/無効
設定機能 |
熱電対入力を使用する場合に、端子台に装着された冷接点セン
サによる冷接点補償を有効とするか、無効とするかを選択する
機能です。 |
全形式 |
温度入力の補正機能 |
測定値を補正する機能です。センサのばらつきや、他の計測器
との測定値の違いがあるときに使用します。補正には、1点補
正と2点補正があります。 |
全形式 |
入力デジタルフィルタ |
測定値に混入するノイズ成分を取り除くため、一次遅れ演算の
フィルタに適用する時定数を設定する機能です。 |
全形式 |
端子周囲温度の計測
機能 |
温度調節ユニットの端子周囲の温度を計測する機能です。 |
全形式 |
制御演算
機能 |
ON/OFF制御 |
あらかじめ「目標値」を設定し、制御中の温度が目標値になる
と制御出力が OFFになる制御機能です。 |
全形式 |
PID制御 |
PID制御は、比例(P)制御、積分(I)制御、微分(D)制御
の組み合わせによって、設定された目標値にフィードバック
し、検出値を一致させる制御機能です。 |
全形式 |
加熱冷却制御 |
加熱と冷却の両方を制御する機能です。 |
加熱冷却制御タイ
プの形式 |
制御開始/停止機能 |
温度制御の開始/停止を指令する機能です。 |
全形式 |
正/逆動作 |
逆動作と正動作を指定する機能です。 |
全形式 |
マニュアル操作量 |
PID制御時に、指定した操作量で出力する機能です。 |
全形式 |
異常時操作量 |
センサ断線異常が発生した場合に固定の操作量を出力する機能
です。 |
全形式 |
操作量リミット |
PID制御で計算された操作量に制限を加えて、出力する機能で
す。 |
全形式 |
負荷遮断時操作量 |
CPUユニットに接続された温度調節ユニットがNXバスの異常
やCPUユニットの WDT異常などのために CPUユニットからの
出力設定値を受信できなくなったときに、あらかじめ設定した
出力動作を行う機能です。スレーブターミナルでは、温度調節
ユニットが通信カプラユニットの上位との通信異常やNXバス
の異常などのために、出力設定値を受信できなくなったとき
に、あらかじめ設定した出力動作を行う機能です。 |
全形式 |
操作量分岐*1 |
分岐元のChの操作量を元に、勾配値やオフセットで演算
された操作量が分岐先のChに出力されます。 |
標準制御タイプ
の形式 |
負荷短絡保護機能 |
制御出力に接続している外部機器が短絡したときに、温度調節
ユニットの出力回路の保護を行います。 |
電圧出力(SSR駆
動用)を持つ形式 |
外乱抑制機能
(プリブースト機能)
*2 |
外乱による温度変動に先んじて、あらかじめ設定した操作量を
加算することにより、温度変動を抑制する機能です。 |
標準制御タイプ
の形式 |
チュー
ニング
機能 |
AT(オートチュー
ニング) |
PID定数を導出するチューニング方式です。リミットサイクル
法により制御対象の特性に応じたPID定数を自動算出する機能
です。 |
全形式 |
自動フィルタ調整 |
入力デジタルフィルタを自動調整するチューニング方式です。
おもに、包装機向けの機能で、周期的に発生する温度の揺れを
抑えることができます。 |
標準制御タイプの
形式 |
水冷出力調整機能 |
ハンチングを自動調整するチューニング方式です。おもに、水
冷押出成形機向けの機能で、冷却出力が原因で発生する温度の
揺れを抑えることができます。 |
加熱冷却制御タイ
プの形式 |
適応制御 |
システムの変化に追従して、高い制御性を維持することができ
るチューニング方式です。装置が長期間にわたって稼動するう
ちに環境変化や機器劣化などの温度変動要因が生じても制御性
を維持する機能です。 |
標準制御タイプの
形式 |
D-AT(外乱オート
チューニング)*2 |
外乱抑制機能(プリブースト機能)のパラメータであるFF待ち
時間、FF動作時間、FFセグメント1~4操作量を自動算出する
機能です。 |
標準制御タイプの
形式 |
チューニングパラ
メータ更新通知 |
温度調節ユニットが自動でチューニングによりパラメータを更
新したことを通知する機能です。 |
全形式 |
制御出力
機能 |
制御周期 |
時分割比例動作で、電圧出力(SSR駆動用)のONと OFFの時
間比を変えるときの周期を設定する機能です。 |
電圧出力(SSR駆
動用)を持つ形式 |
出力最小オンオフ幅 |
加熱側の制御出力、または冷却側の制御出力の最小オンオフ幅
を指定する機能です。本機能を使用することで、出力端子に接
続するアクチュエータにメカ二カルリレーを使用する場合に、
メカ二カルリレーの劣化を防ぐことができます。 |
電圧出力(SSR駆
動用)を持つ形式 |
出力信号レンジ設定
機能 |
リニア電流出力の出力信号レンジを設定する機能です。
4~20mAまたは0~20mAを指定できます。 |
リニア電流出力を
持つ形式 |
同時出力数制限機能 |
各出力の制御周期をずらし、操作量の上限を制限することで、
同時にONする出力数を制限する機能です。また、出力の切り
替わり時に発生する出力機器の動作遅れを考慮した出力間ディ
レーを設定することもできます。 |
電圧出力(SSR駆
動用)を持つ標準
制御タイプの形式 |
異常検知
機能 |
センサ断線検知 |
温度センサの断線または、測定値が入力指示範囲外となったこ
とを検知する機能です。 |
全形式 |
ヒータ断線検知 |
ヒータ断線の発生を検知する機能です。制御出力がON状態
で、ヒータ電流がヒータ断線検知電流以下となる場合に、ヒー
タ断線が発生したと判断されます。 |
CT入力を持つ形
式 |
SSR故障検知 |
SSR故障の発生を検知する機能です。制御出力がOFF状態で、
漏れ電流がSSR故障検知電流以上となる場合に、SSR故障が発
生したと判断されます。なお、SSR故障とはSSRが短絡により
故障したことを指します。 |
CT入力を持つ形
式 |
温度警報*1 |
偏差または、測定値の異常を警報として検知する機能です。
「警報種別」を選択することによって、用途に応じた警報動作
ができます。 |
全形式 |
LBA
(ループ断線警報)
*1 |
目標値と測定値との間に閾値以上の制御偏差がある状態で、
測定値の変化がないとき、制御ループのどこかで異常がある
ことを警報として検知する機能です。 |
全形式 |