この商品について
関連情報
情報更新 : 2020/06/01
・屋外や特殊な切削油・溶剤・薬品などの環境ではシール部材などの劣化がおこる場合があります。必ず、実使用条件で評価を行っていただき、メンテ・交換時期を設定してください。
・スイッチは直接、加工屑や塵埃がかからないような位置に取りつけてください。切削屑や泥状物質の堆積からもアクチュエータ、スイッチ本体を保護する必要があります。
・スイッチに振動・衝撃が連続的に加わる状態では摩耗粉の発生にともなう接点接触障害や動作不良、耐久性低下などの不具合の原因となります。また過大な振動・衝撃があると接点の誤動作や破損が発生しますので、振動・衝撃が加わらない位置や共振しない方向での取りつけをしてください。
・スイッチは有接点であるため、雰囲気中にシリコンガスが存在しますと、アークエネルギーにより接点に酸化ケイ素(SiO2)が堆積し、接触障害が発生することがあります。スイッチの周囲にシリコンオイル、シリコン充填剤、シリコン電線などのシリコン製品がある場合には、接点保護回路によるアークの抑制やシリコンガス発生源の除去を行ってください。
回路の短絡によるスイッチの破損を防ぐため定格電流の1.5~2 倍のしゃ断電流値のヒューズをスイッチと直列に接続ください。 EN認定定格でご使用の場合は、IEC60269適合の10Aヒューズ形 gIあるいは形gGをご使用ください。
・取りつけにはM4ねじを用い、座金などを使用して、堅固に取りつけてください。
締めつけトルクは1.18~1.37N・mです。過大トルクでの締めつけは内部を変形させ、動作不良の原因となりますのでしないでください。
・パネル取りつけタイプを側面ねじ取りつけで使用される場合は、アクチュエータの六角ナットをはずしてください。
・パネル取りつけタイプ(形SHL-Q55、-Q2255、-Q2155)をパネルに取りつける場合、アクチュエータの六角ナットの締めつけトルクは4.90~7.84N・mとしてください。
・端子保護カバーをケースに装着する際、ケースに対して保護カバーをほぼ平行にしてから押圧し装着してください。
斜めの状態から押圧すると、ゴムパッキンが片ズレしシール性が低下します。
微小負荷回路の開閉にリミットスイッチを使う場合、一般の接点仕様では接触不良を起こしやすくなります。このような微小負荷領域で使用するスイッチは各ゾーンに適した接点仕様をもつリミットスイッチをご使用ください。形SHL-□-01の微小負荷形は、下図の領域でご使用ください。
上図は、あくまで標準状態(5~35℃、40~70%RH)における値です。ご使用周囲の環境により条件が異なりますので、事前に実機確認を行ってください。
・ねじの緩みは早期故障の原因となりますので各部のねじの適正締めつけトルクで締めつけてください。
・配線を行う場合は、M3用丸型圧着端子を使用し、コードとの結合部には、絶縁被覆を装着してください。端子ねじの適正締めつけトルクは、0.24~0.44N・mで締めつけてください。
ローラ・プランジャ形の適正操作ストロークは、プランジャ部のセット位置表示内に収まるように設定してください。
リード線引出口のシールゴムはφ6~φ8のコードが適用できるものが標準です。リード線の適正公称断面積は0.75mm2です。(長期間シール性能を必要とする場合はモールド仕様をご使用ください。)
情報更新 : 2020/06/01
© Copyright OMRON Corporation 1996 - 2025.
All Rights Reserved.