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S8JX

スイッチング・パワーサプライ

S8JX

高調波抑制機能付き 形S8JX-Pシリーズをラインアップ。更にスリム化、低ノイズ化を実現し幅広アプリへ用途拡大。

形S8JX-Nシリーズ、形S8JX-P050□□(□)(□)/ P1□0□□(□)(□)、形S82Y-JX□□B/ JX□□Fは2019年3月受注終了。受注終了商品および推奨代替品の情報については以下の「その他」をご確認ください。

※ Web特別価格提供品

選択はカンタン、どちらのタイプ?

装置や制御盤の付加価値を高めるために、いま、お選びいただきたいのは、進化したこの2つの電源です。

共通の注意事項は、パワーサプライ 共通の注意事項をご覧ください。

S8JX-P ご使用の前に 2

安全上の要点

取りつけ方法

・取りつけにあたっては、機器の長期信頼性を向上させるために、放熱に十分留意してください。

・形S8JX-Pシリーズの300W、600Wタイプはファンによる強制空冷方式です。冷却効果が低下しますので、通風口(ファン取りつけ面とその反対面)をふさがないでください。

・電源シャーシに設けているねじ穴を利用して取りつける場合は、電源内にねじが以下の値以上突き出さないようにご留意ください。
 6mm以上(形S8JX-Pシリーズ 300W/600W)
取りつけねじ締め付けトルク(推奨値):0.54N・m

・付属の取りつけ金具により、正面取りつけが可能です。

・取りつけ加工中に切粉が製品内に入らないようにしてください。

・取りつけ状態により放熱性が悪化し、稀に内部部品が劣化・破損することがあります。標準取りつけ以外で使用しないでください。

・放熱性の悪化により、稀に内部部品が劣化・破損する恐れがあります。電源本体のねじを緩めないでください。

・左右の取りつけスペースは、必ず15mm以上を確保ください。

・300W、600W タイプは前後取りつけスペースも、必ず50mm以上確保してください。

・取りつけ面は金属板をお使いください。

形S8JX-Pシリーズ 300Wタイプ

S8JX-P ご使用の前に 14

形S8JX-Pシリーズ 600Wタイプ

S8JX-P ご使用の前に 15

*1. 空気の対流
*2. 取りつけ面は金属板を推奨

配線

・アースは完全に接続してください。安全規格で定められたPE(保護接地)端子のため、アースが不完全な場合、感電や誤動作の恐れがあります。

・軽度の発火が万一の場合起こる恐れがあります。入出力端子など誤配線のないようにご注意ください。

・端子締めつけ時に75N 以上の力で端子台を押さえつけないでください。

・通電前には、加工時に覆ったシートなどを必ず取りはずして放熱に支障がないことを確認ください。

・負荷の異常による配線材の発煙・発火を防ぐために下表の線材をご使用ください。

推奨使用線径

S8JX-P ご使用の前に 21

*形S8JX-P300□□、P600□□の出力端子の電流容量は1端子あたり60Aです。端子の定格を超える電流が流れる場合は必ず二つの端子を同時にご使用ください。

信号入出力用コネクタハーネス製作方法

形S8JX-Pシリーズの300W、600Wタイプには日本圧着端子製造(JST)製PHDコネクタを使用しております。

使用コネクタ S12B-PHDSS 日本圧着端子製造
(JST)製
ハウジング PHDR-12VS
ターミナル SPHD-001T-P0.5またはBPHD-001T-P0.5

正しく配線いただくために、つぎのことに留意してコネクタを製作ください。なお、詳しくは日本圧着端子製造(JST)のカタログをご覧いただくことをお薦めいたします。

・電線サイズはAWG26~AWG22をご使用ください。

・電線の被覆ストリップ長は2.3mmが目安となります。

・ターミナルと配線の圧着は専用工具YC(日本圧着端子製造(JST)製)をご使用ください。

・電線はUL1007(撚線)およびこれに相当する撚線が使用できますが、AWG22については被覆外形の小さいUL1061およびこれに相当する撚線をご使用ください。

・圧着したターミナル配線をハウジングに挿入する際は、ハウジングの奥まで一気に挿入し、カチッと音がするのをご確認ください。また、ハウジングに取りつけた配線が確実にロックされていることをご確認ください。

設置環境

・振動・衝撃の激しい場所では使用しないでください。特にコンタクタなどの装置は振動源になりますので、周囲から極力離して設置してください。

・強い高周波ノイズやサージを発生する機器からは離して取りつけてください。

使用環境および保管環境

・周囲温度-25~+75℃、相対湿度25~90%で保管して ください。

・内部部品の劣化・破損が稀に起こる恐れがあります。
ディレーティング範囲を超える状態(ディレーティング曲線の①の部分)では使用しないでください。

・相対湿度が25~85%の場所で使用してください。

・直射日光のあたる場所では使用しないでください。

・製品内に液体や異物、腐食性ガスが入る可能性のある場所では使用しないでください。

過電流保護機能について

・短絡および過電流、ピーク負荷状態での使用が継続されますと、稀に内部部品の劣化・破損となる場合があります。

・万一の場合、内部部品の劣化・破損が考えられますので、負荷側の突入電流、負荷状態が頻繁に発生するアプリケーションには使用しないでください。

バッテリ充電について

負荷にバッテリを接続される場合は、過電流制限回路および過電圧保護回路を取りつけてください。

出力電圧調整トリマ(V.ADJ)

・出力電圧調整トリマ(V.ADJ)の破損が万一の場合起こる恐れがあります。必要以上に強い力を加えないでください。

・出力電圧調整後の出力容量、出力電流は定格出力容量、定格出力電流以下にしてください。

リップルノイズ電圧(形S8JX-Pシリーズの300W 5Vタイプ、600W 5Vタイプ、12Vタイプ)

仕様規格のリップルノイズ電圧は、JEITA規格RC-9131Aに準じる規定の測定回路にて測定した値です。

S8JX-P ご使用の前に 42

DINレール取りつけ

DIN レールに取りつける場合は、レールストッパがカチッと音がするまで下げ、(A)部をレールの一端にひっかけ(B)方向に押し込んでレールストッパを上げてロックしてください。
取り外す場合は、(C)部に(-)ドライバを差し込み、引き外してください。

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直列運転について

2台の電源で直列運転が可能です。また(±)の出力を作ることもできます。

S8JX-P ご使用の前に 45

注1. 負荷が短絡した場合、電源ユニット内部に逆電圧がかかります。万一の場合、電源ユニットが劣化・破損する恐れがありますので、図のようにダイオードを接続してください。なお、ダイオードの選定の目安は下記の通りです。

種類 ショットキーバリアダイオード
耐圧(VRRM 定格出力電圧の2倍以上
順方向電流(IF 定格出力電流の2倍以上

注2. 異なる仕様での直列運転は可能ですが、負荷に流れる電流は定格出力電流の小さい方の定格出力電流以下にしてください。

並列運転について

CB端子(CN 5pin)、CBG端子(CN 6pin)を接続することにより電流バランス機能が動作し並列運転が可能です。
なお、最大接続台数は5台です。

・接続線(*1)には2芯シールド線をご使用ください。

・各電源の出力電圧差を100mV以内、または定格出力電圧の1%以内のどちらか小さい値になるように出力電圧調整トリマ(V.ADJ)にて調整してください。
並列運転時に負荷電流が片方の電流に偏り、内部部品が破損することがあります。

・並列運転は静的な容量アップを目的としています。負荷の急激な変動により出力電圧が低下する場合があります。

・並列運転時は出力電圧の立上り波形に段差がでることがあります。

・標準添付のコネクタを外し、別途ハーネスをご用意ください。

S8JX-P ご使用の前に 53

バックアップ運転

バックアップ運転が可能です。(外付けダイオード要)

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電源A、Bは同機種をご使用ください。

S8JX-P ご使用の前に 56

・電源A、Bの出力電圧は、ダイオードD1、D2の順方向電圧(VF)の降下分だけ高く設定してください。
また、ダイオードは電源の出力電流(IOUT)×ダイオード順方向電圧(VF)の電力損失を生じますので、ダイオードの温度がカタログ値以下になるように必要な冷却を行ってください。

・負荷の電力とダイオードによる電力損失がありますので電源1台分の定格電力(定格出力電圧×定格出力電流)を超えないようにしてください。

・バックアップ運転をするときは、CB端子、CBG端子は接続しないでください。

出力電圧が出ない場合

過電流保護、過電圧保護、過熱保護等が機能している可能性があります。また、内蔵ファン停止やリモートコントロール機能(OFF)の原因も考えられます。以下の5点を確認後も出力電圧が出ない場合は、当社までお問合せください。

過電流保護の確認方法

・負荷が過電流状態(短絡含む)になっていないかを(負荷線をはずして)確認してください。

過電圧保護の確認方法

・いったん入力電源をOFFし、3分以上放置後、入力電源を再投入してください。
・+Sおよび-S端子が開放状態になっていないかを確認してください。

過熱保護の確認方法

・いったん入力電源をOFFし、十分冷却後、入力電源を再投入してください。

内蔵ファン停止の確認

・内蔵ファンが停止していないことを確認してください。ファンは寿命部品です。

リモートコントロール機能の確認

・+RCおよび-RC端子がオープン状態になっていないか確認してください。規定の接続を実施してください。

ファンの交換について

・ファン交換については弊社までお問合せください。有償にてファン交換を承ります。また、交換用ファンユニット(形S82Y-JXP□□FAN)をご用意しております。

・お客様にてファン交換する場合、安全規格対象外となります。

交換は下図のようにしてください。

S8JX-P ご使用の前に 67

無償保証期間と無償保証範囲

〔無償保証期間〕

納入品の保証期間は当社工場出荷後5年と致します。ただし、ファンは交換品と致します。

〔無償保証範囲〕

次の範囲を使用条件とします。
1. 平均使用温度40℃以下(本体周囲温度)
2. 平均負荷率80%以下
3. 取りつけ方法:標準取りつけ
※ただし最大定格はディレーティング曲線の範囲内とします。

上記保証期間中に当社側の責により故障を生じた場合は、その商品の故障部分の交換または修理を、その商品のご購入あるいは納品場所において無償で行わさせていただきます。
ただし、次に該当する場合は、この保証の対象範囲から除外させていただきます。

(1)本カタログまたは別途取り交わした仕様書などにて確認された以外の、不適当な条件・環境・取り扱い並びに使用による場合。

(2)故障の原因が納入品以外の事由による場合。

(3)当社以外による分解・改造または修理による場合。

(4)商品本来の使い方以外の使用による場合。

(5)当社出荷当時の科学・技術の水準では予見できなかった事由による場合。

(6)その他、天災、災害など当社側の責ではない原因による場合。
なお、ここでいう保証は、納入品単体の保証を意味するもので、納入品の故障により誘発される損害はご容赦いただきます。

予防保全のための推奨交換時期と定期的な交換のお奨め

予防保全のための推奨交換時期は商品の使用設置環境等に大きく影響されますが、推奨交換時期は7年~10年(*)を目安にしてください。お客様での商品寿命を超えてのご使用による故障や事故などを防止するためにも、推奨交換時期内での早めの交換をお奨めいたします。ただし、推奨交換時期はあくまでご参考情報であり、商品の寿命を保証するものではありません。

商品には多くの電子部品が搭載されており、これらの部品全てが正常に動作することにより、本来の機能・性能を発揮することができます。しかし、アルミ電解コンデンサは稼動時の周囲温度の影響が大きく、周囲温度が10℃上昇すると寿命が1/2に短くなります(アレニウスの法則)。電解コンデンサが容量低下の寿命になると、製品の故障や事故につながる恐れがあります。そのため、一定期間を経過する毎に商品の交換を実施いただき、装置の故障や事故を出来る限り未然に防止するようお奨めします。

*定格入力電圧、負荷率50%以下、周囲温度40℃以下、標準取りつけ状態の場合です。(また、ファン付タイプのファンは除きます。)

なお、当機種では上記の条件で期待寿命が10年以上となるように設計しています。