CX-Oneは、PLCプログラミングツールを中心に、ネットワーク設定、表示器・サーボ・インバータ・温調の
各設定ツールからなる統合ツールパッケージです。
FA統合ツールパッケージ CX-One
情報更新 : 2023/09/01
CX-Oneは、PLCプログラミングツールを中心に、ネットワーク設定、表示器・サーボ・インバータ・温調の
各設定ツールからなる統合ツールパッケージです。
Microsoft、Visual Basic、Visual C#、Visual Studio、WindowsおよびWindows Vistaは、米国Microsoft Corporationの、米国、日本およびその他の国における登録商標または商標です。
スクリーンショットはマイクロソフトの許可を得て使用しています。
EtherCAT®は、Beckhoff Automation GmbH(ドイツ)よりライセンスを受けた特許取得済み技術であり登録商標です。
DeviceNet™、DeviceNet™ Safety、CompoNet™、EtherNet/IP™はODVAの登録商標または商標です。
その他、記載されている会社名と製品名などにつきましては、各社の登録商標または商標です。
NX-IO Configuratorは、EtherNet/IPカプラユニットや装着されたNX-I/Oユニットの設定、CX-ConfiguratorFDTはEtherNet/IPカプラユニットに装着されたIO-Linkマスタに接続されているIO-Linkデバイスの設定を行うソフトウェアです。
どちらもCS/CJシリーズ CPUに接続したパソコンから設定が可能です。
* NX-IO Configuratorの動作環境は、Windows 7 SP1/Windows 8/Windows 8.1/Windows 10です。
マイクロPLCに最適なFA統合ツールパッケージ CX-One Lite にDVD版をご用意しました。
メディアは従来のCD 4枚組からDVD 1枚になります。
OMRON Automation Upgrade Utilityによるオートアップデート機能で、バージョンアッププログラムのダウンロードの中断・再開ができるようになりました。ダウンロードを任意に中断した場合やダウンロード中にサーバーとの接続に失敗した場合に、続きからダウンロードを再開することができます。
命令語をそのまま入力できるニモニック入力方式をサポートしています。
他にも、次に入力する接点・コイル・オペランドのアドレス候補を自動でインクリメントする機能や、コイル・応用命令入力時に自動的に接続線を補完する機能など、ラダープログラムの入力を大幅に削減する”スマートインプット”機能をサポートしています。
※ラダープログラムでのみ使用可能。
ラダーエディタ画面上で、キーボードから命令語のスペルを入力すると、命令語の候補が表示されます。
命令語を覚えていなくても、リストから命令語を選んでプログラミングできます。
コイルや応用命令の入力時、自動的にカーソル位置から必要な接続線を挿入します。
ライン接続操作が非常に楽になります。
同じラダー回路を複数作る場合は、アドレス加算コピー機能により、アドレスのオフセット値を入力するだけで、簡単に回路を流用することができます。
また、オフセット値を個別に設定したり、I/Oコメントの自動生成も可能です。
クロックパルスフラグやコンディションフラグなど、アドレスを覚えることなく、リストから選択するだけで入力できます。
次に入力する接点、コイル、オペランドのアドレスを「+1」してデフォルトで表示します。
連続したアドレスを楽に入力することができます。
命令語の入力時に、オペランドの候補も表示されますが、そのオペランド候補のアドレスまで含めてShift+Enterキーで一気に確定できます。
また、同じ命令語をCtrl+Enterキーを使って連続して入力することもできます。
1回のキー操作数削減にもこだわりました。
ST言語で、ラダーではプログラムの記述が難しかった数値演算処理や条件分岐、文字列処理をより簡単に記述できます。
先頭文字を入力するだけで、構文・関数・変数一覧をリスト表示。すべての文字を入力する必要はありません。
STエディタ上で関数(構文)を選択した際に、ポップアップガイダンス(ツールチップ)機能により、関数の名称、引数および戻り値の仕様を表示します。
マニュアルがなくても、ヘルプ・ガイダンスでSTプログラミングが可能です。
未登録の変数が入力されたら、“未登録変数マーク”を表示し、変数登録をアシスト。
プログラムを入力しながら、変数登録も可能です。
注. CX-Programmer Ver.9.3以降で使用可能
IEC61131-3準拠の言語をサポートし、ラダー・ST言語を自由に組み合わせて、FBとして部品化できるため、処理内容に最適な言語でプログラムが作成できます。
構造体とは、複数のデータを1つにまとめてグループ化した、ユーザ定義のデータ型です。
データをグループ化することで、プログラムで取り扱う膨大なデータをわかりやすくし、かつデータの登録・変更などの管理を簡単にすることができます。
同じデータ構造が複数ある場合、構造体を定義し、プログラムで簡単に流用できます。
データに変更があった場合でも、構造体の定義を修正するだけで、変数テーブル内の構造体変数も自動的に修正が反映されます。
ST言語内でタイマ型・カウンタ型が扱えるようになりました。これにより、ST言語内でタイマを使ってウェイト処理を行うことができます。
メモリ運転データを実機に転送する前に確認することで、立ち上げがスムーズになり、事前確認の工数を削減します。
タスク単位で各軸の軌跡を確認できます。(1タスク当たり最大4軸まで可能)
1軸、2軸補間、全軸表示とパルス出力指令の動作パターンを確認するための視点を1クリックで切り替えできます。
CPUのポートにパソコンをつないだままで、EtherCAT対応位置制御ユニットの設定・EtherCAT通信設定ができます。
さらに、位置制御ユニットの先に接続されているサーボドライブの設定ツール(CX-Drive)も直接起動することができます。
メニューを選択するだけで、簡単にEtherCAT対応位置制御ユニットの通信設定を行うことができます。
CPUユニット前面のUSBポート(2.0準拠、Bコネクタ)に、市販のUSBケーブルで簡単接続。
パソコンのLAN(Ethernet)ポートと、IPアドレスのみの指定で簡単に接続できます。
※ CJ2(EtherNet/IP機能付き)CPUユニットのみ
CJ2 CPUユニットは、内部にPLCネームを記憶できます。PLCへのオンライン接続時に、プロジェクトファイル上のPLCネームとの一致を確認することができるため、プログラムの誤転送を未然に防ぐことができます。
IPアドレスがわからなくても、EtherNet/IP上のPLCを探して一覧から選択するだけで接続が可能です。
現場でのスムーズなリモートデバッグ、リモートメンテナンスが可能です。
※ CJ2(EtherNet/IP機能付き)CPUユニットのみ
EtherNet/IPデータリンクツールによるI/Oメモリアドレスベースのデータリンク作成に加え、タグ(ネットワーク変数)によるデータリンク作成*もより簡単に行えるようになりました。
EtherNet/IPでは、ノード数に依存せず、アプリケーションごとに指定した周期での、高速・大容量タグデータリンクが可能です。
*CJ2(EtherNet/IP機能付き)CPUユニットのみ
CX-Programmerからのタグ(ネットワーク変数)インポート機能と組み合わせることにより、ウィザード方式でEtherNet/IPのタグデータリンク作成が簡単に行えます。
データリンクテーブル方式で、I/OメモリアドレスによるEtherNet/IPデータリンクの作成が簡単に行えます。
Controller Linkネットワークの、全体状態、ノード加入状態、設定内容、断線状態、伝送状態などのトータルを診断するツール機能です。
CX-Integratorから起動可能です。
複数のネットワークやPLCなどの一括管理・モニタリングなどにより、効率的なデバッグ対応を可能にしています。
Ethernet・ControllerLinkなどのPLCネットワーク構成から、DeviceNet™・CompoNet™などのフィールドネットワーク構成、さらに、表示器・シリアル機器のネットワークまで、複数のネットワーク構成を実機から一度に復元可能。操作時も、画面上からPLCやデバイスを選択し、そのプログラムやパラメータデータをパソコンに転送できるため、ミスなく、効率的に現場立ち上げやデバッグが行えます。
複数のPLCを1画面上に並べて、モニタすることができます。
これにより、PLC間におけるデータリンクのデバッグや、異なるPLCのI/Oモニタも容易に行えます。
複数のPLCにおけるI/Oモニタも、それぞれのPLCごとにモニタしたい接点やコイル、チャネルデータを選択して、一度にモニタできます。
また、チャネルデータのON/OFFをグラフィカルにモニタする「2進数モニタ」や「強制セット・リセット」機能も搭載。簡単操作で使用できます。
従来のデータトレースにおける機能や操作性を大幅に向上。サンプリングするアドレスのI/Oコメント表示や、変数での指定、選択した2点の計測時間の確認、トレース波形の重ね合わせ機能など、充実したデバッグ機能を備えました。さらに、CPU本体のトレースメモリにサンプリングしたデータを、任意のタイミングでPC内のファイルに保存することができ、長時間データのロギング機能としても利用できます。
実機のPLCがなくても、パソコンだけでプログラムのデバッグが行えるので、動作確認の工数が削減できます。対応プログラムも、ラダー言語だけでなく、SFC言語やST言語、FB部内のプログラムまで幅広い言語に対応。さらにプログラムのオンラインエディットや強制セット/リセットはもちろん、ブレークポイント設定やPLC異常発生シミュレータなど、より詳細なプログラムデバッグも行うことができます。
実機PLCでは発生させにくい異常ケースも、簡単にデバッグ可能。デバッグ内容も保存できるため、テスト結果書としても活用できます。
FBとSFCのオンラインエディットは、プログラムのサイズ制限なく可能です。
SwitchBox UtilityはI/Oメモリのモニタ/操作によって、PLCのデバッグ作業を支援するユーティリティです。
パソコン上で、CPUユニットのI/Oメモリ(接点・チャネル)の値を、I/Oコメント付きでビジュアルに表示することができます。
パソコンを使用して、オンライン接続先のPLCの全ユニットまたは指定ユニットのみのデータをバックアップ/照合/リストアすることができます。
バックアップ情報は自動的に時刻情報を付けて管理されますので、異常発生直前の状態まで戻すことも可能です。
また、異常発生時、データのリストアを行う際のファイルの判断が容易です。
接続する形式や通信手順を設定することなくオンライン接続できる、自動オンライン接続機能がより使いやすくなりました。接続先のPLCシリーズのみを選択することで接続時間を大幅に短縮できます。
CJシリーズとの親和性により、大幅な設計工数削減を実現できるCX-Designer。
さらなる機能性の拡大により、画面作成がよりスムーズに行えます。
CX-Simulatorを介して、CX-DesignerとCX-Programmerがパソコン上でテスト機能を連携。画面とラダープログラムのチェックが同時に行え、大幅にデバッグ効率が向上します。また、新たにCX-Programmerにも統合シミュレーションボタンを追加。さらに、必要な作業画面を常に前面表示でき、ズームも自在なため、作業効率がぐんとアップします。
オムロンのPLC CJ2と表示器NSの組み合わせだからこそ実現できる機能です。
CX-Programmerで定義した構造体をCX-Designerにドラッグ&ドロップするだけで使用できます。
注1. CJ2構造体には、CX-Designer Ver.3.2以降、NS本体システム Ver.8.4以降が必要です。
注2. EtherNet/IP接続時のみ。
オムロンPLCやコンポーネントにダイレクトにアクセスできる部品「Smart Active Parts」を3,000種類以上ご用意。
操作はSAPライブラリから画面に貼り付けるだけで、画面やラダーの作成は一切不要です。
NSにツール機能を簡単に取り込めるツール部品「ツール機能SAPライブラリ」も豊富にご用意。画面にツール部品を貼り付けるだけで、パソコンがなくても装置の異常確認や設定が行えます。
PLCの各ユニットに対するトラブルシュータSAPライブラリを用意しました。各ユニットにエラーが発生した場合は、トラブルシュータSAPライブラリがエラー原因や対処方法を分かりやすく教えてくれます。
これまでのDeviceNetユニット、NCユニットに加え、基本I/Oユニット、アナログ入力/出力/入出力ユニット、SCUユニット、高速カウンタユニット、CLKユニット、IDセンサユニットを追加し、CX-Designerに同梱しています。今後も、EtherNetユニットやMCユニットなどを順次開発予定です。
CX-Driveのオートチューニング機能は、サーボドライバのゲイン調整を簡単に行えます。
さらにウィザード機能搭載で、機械構成の選択、目標整定時間の入力が簡単になり、1軸あたり約5分以下の短時間で調整完了できます。
通信機能なしの温度調節計でも、パラメータ設定が可能。
パラメータは保存してコピーや再利用/編集ができます。
(CSV形式やHTML形式にエクスポートも可能)
ユーザーの誤使用を防ぐため、使用しないパラメータに対して自由にマスク(非表示)をかけることが可能。
計器ブロックを貼り付け、結線して自由に制御プログラムが構築可能。単純なPID制御からプログラム制御、カスケード制御などに対応できます。
作成した計器ブロックプログラムからNSシリーズタッチパネル用画面(NSランタイム用画面)を自動生成。標準的な制御画面やチューニング画面の作成が不要です。
PV(現在値)、SP(設定値)、MV(出力値)をモニタしながら、PIDパラメータの調整が可能です。トレンドデータはCSVで保存もできます。(CX-Thermoトレンドビューワ、CX-Process Toolチューニング画面)
PID定数を算出するAT(オートチューニング)、制御性を要求に合わせて精密に改善するFT(ファインチューニング)の実行を分かりやすいユーザーインタフェースで実現。また、外乱発生時のオーバーシュートを調整する「外乱オーバーシュート調整機能」や干渉のある制御対象の多点温度制御において面内温度均一制御を実現する「傾斜温度制御」の設定もサポートします。
※サポートする機能は対象商品本体でサポートしている必要があります。詳しくはマニュアルをご覧ください。
注. FA通信ソフトウェア CX-Compolet/SYSMAC Gateway はCX-Oneには同梱されていません。
● やさしく、スピーディな開発業務を実現する、PLC通信のためのソフトウェア部品です。
● ネットワークの違いを意識することなく、PLCデータの読み書きが可能です。
● Microsoft Visual Studio 2022に対応しました。
● PLCのI/Oメモリは、アドレスではなく、名称(タグ名)で指定可能です。(CJ2 EtherNet/IP機能付き/NJ/NX/NY)
● 配列/構造体変数でのアクセスが可能です。
● FINS通信に加え、EtherNet/IP通信にも対応しました。
● RS-232C、USB、Ethernet、EtherNet/IP、Controller Linkなどの物理層の違いを吸収します。
● PCにインストールするだけで、制御系データも情報データも通信が可能です。
オムロンのCX-Oneでは、エンジニアの方々を24時間、世界中どこからでもオンラインサポートできるよう、Web環境を利用した様々なサービスメニューをご提供しています。
CX-Oneのユーザ登録はWebをご利用いただきますと、一度ですべてのCX-Oneツール群の登録ができます。また、日本、北米、南米、中米、ヨーロッパ、アフリカ、アジア、中国、台湾、韓国のすべてのエリアでWebからのオンライン登録が可能で、一度登録すればどこからでもWebサービスを利用することができます。
http://www.omron-cxone.com/license/privacy_policy.cgi
CX-Oneのオートアップデート機能では、ネットワーク環境を利用してお客様のPC環境にあった最新のアップデート情報を検索・実行可能。お客様のCX-Oneを常に最新の状態にアップデートすることができます。また、必要なツールだけをアップデートすることも可能です。
Web上にて最新のSmart ライブラリをダウンロードすれば、サポートツール購入後に発売された制御機器もご利用可能。ライブラリから必要なハードウェア製品のSmart FB ライブラリ、Smart Active Partsをダウンロードし、お客様だけのカスタムライブラリを作成いただけます。
プログラミング作業も、必要な部品を選んで貼るだけで簡単に行えます。
http://www.fa.omron.co.jp/product/tool/26/smart_library/smart.html
CX-Oneでは、毎月、ツールユーザ様に最新のバージョンアップ情報や、新たにサポートしたオムロン製P L C などのハードウェア製品情報、Smart FB ライブラリやSmart Active Partsの新規掲載などの情報を、メールマガジンで提供しています。CX-Oneツールの便利な使い方などの役立つ情報も配信しています。
ますます進化するCX-Oneの魅力をじっくりご理解いただくために、ツールユーザ様向けのインターネット情報ページをご用意。CX-Oneのバージョン毎の機能強化点の説明や、Smart Platformの解説など、充実したコンテンツをご覧いただけます。
http://www.fa.omron.co.jp/product/promotion/70/cx_one/
情報更新 : 2023/09/01