包装機のシール面
温度を安定制御

高速化しても品質を保てる包装機へ

現場課題

  • 新興国の人口増加による食品需要に包装の高速化で対応したい
  • 多様な包材を用いる多品種生産でも 高速化したい
  • 高速化するとシール面と制御温度に 温度差が広がるため、不良率が上がる

シール面の温度測定と揺れを
抑えるアルゴリズムでシール面の
温度を安定的に自動制御

シール面の温度を測定する
「包装機用温度センサ」

包装機の速度・包材変化などの温度変動要因に影響されず、ヒートバー表面の温度を正確に計測します。

汎用温度センサ

従来はシール面と温度センサが離れていたため、シール面の温度と実際に制御している温度に誤差が発生。
包装スピードに比例して温度差や不良発生率が上がっていました。

包装機用温度センサ

包装機用温度センサの取りつけ位置をシール面に近づけ、シール面との温度を近づけることで、包材の表面温度の変動の影響を最小限にします。

包装機用温度センサが
シール面の温度を正確に計測できる理由

Φ1の保護管径でヒートバーの最表面に設置でき、かつ応答性能向上によりシール面温度を正確に測定できます。
また耐屈曲性能により可動部に設置してもケーブル断線に強いです。

表面温度測定での揺れを抑える
「自動フィルタ調整機能」

包装機用温度センサと自動フィルタ調整機能を使用することで、シール温度で品質を管理しながら、人の調整によらず、温度調節器のみで温度揺れを抑えることができます。

当社従来機種 + 包装機用温度センサ

包装機用温度センサを用いた場合、包材側の熱影響を顕著に受け、周期的な温度揺れが発生することがあります。

E5□D/NX-TC + 包装機用温度センサ

E5□D/NX-TCの自動フィルタ調整機能を使用すると、この周期的な温度揺れを自動で抑制。安定した温度制御が可能になります。