NEW2020年10月発売

距離設定形光電センサ E3ASシリーズ 検出困難な
ワークの安定検出で
装置設計・立上げの
期間短縮

  • 複雑形状・色柄・光沢ワークを検出できる
  • 反射板不要で柔軟な設計ができる
  • 立上げ・保守が人のスキルに依存しない
距離設定形光電センサE3ASシリーズ(2020年10月発売)

E3ASシリーズはあらゆるシーンでお役立ちする機能を備えています

をクリックすると商品特長動画を再生します。

設計
難しいワークの安定検出で
ワークが変化しても再設計不要

複雑形状・色柄・光沢ワークにE3AS-HL

表面形状が変化しても安定検出

スポットビームでは、表面形状の影響を受け、反射光が返ってこないため、検出が不安定になることがありました。
E3AS-HLのラインビームなら、いずれかの面からセンサに反射光が返ってくるので、表面形状の影響を受けにくくなります。

色柄や光沢が変化しても安定検出材

これまでは、色柄や光沢の影響で検出距離が変わり、検出が不安定になることがありました。E3AS-HLはこれらの影響を受けにくく、包装材が変わっても安定検出できます。

単純形状・低反射ワークにE3AS-L

色が変化しても段差を安定検出

ワークの色によって応差が変わり、検出が不安定になることがありました。E3AS-L80は黒紙応差5%だから、色が変わっても段差を安定検出できます。

箱の色が変化しても安定検出

ワークが黒紙の場合、低反射で反射量が少ないため、検出距離不足で検出が不安定になることがありました。E3AS-L200は白紙でも、黒紙でも検出距離200mmだから、色が変わっても同じ距離で安定検出できます。

設計
センサの設置制約をなくし
装置の設計自由度を向上

曲面ワークの多列搬送ラインにE3AS-HL

缶もペットボトルも安定検出でき、
反射板不要で設計可能

反射光が少なくなる缶(曲面)やペットボトル(透明)の検出には、回帰反射形を使用していましたが、多列搬送ラインでは反射板の設置スペースの確保が困難でした。

E3AS-HLは、わずかな受光量・距離変化を検出できる反射形だから、反射板不要で缶やペットボトルを安定検出できます。

長距離検出が必要な合流・
分岐ラインにE3AS-F

長距離検出でもワークの色・材質の影響を
受けにくく、反射板不要で設計可能

長距離検出が必要なため、回帰反射形を使用していましたが、合流・分岐ラインでは反射板の設置スペースの確保が困難でした。

E3AS-Fは長距離で安定検出できる反射形だから、反射板が不要です。さらに、長距離でも色の影響を受けにくく、安定検出できます。

立上げ
ティーチングで簡単・最適に
短時間で設定

ワンタッチティーチングで
設定のばらつきを防止

しきい値の設定は、ティーチボタンを押すだけ。設定のばらつきを防ぎ、簡単に最適なしきい値を設定できます。

背景ティーチング

背景を基準面として、その手前にしきい値を設定します。

2点ティーチング

検出ワークがある時とない時の中間に、しきい値を設定します。

キーロック

設定後はキーロック機能で誤操作を防ぐことができます。

保守
耐環境性強化でライン停止・
保守頻度を削減

検出面の防汚コーティングにより
誤検出頻度と清掃回数を削減
業界初*1 特許出願中*2

光電センサの原理上、センサ検出面が汚れると誤検出が発生していました。検出面へ業界初の防汚コーティングを施したE3ASシリーズでは、水滴や紙粉の付着防止に加えて検出面の曇りを防ぎ、誤検出頻度と検出面の清掃回数を削減します

紙粉
水蒸気

* 1. 2019年9月現在、当社調べ
* 2. 「特許出願中」の表記は、日本で特許出願中であることを示しています。(2021年12月現在)