作業者が侵入可能な大型の装置/設備に最適
安全柵の設計工数を削減可能
D41G-A2のアクチュエータは、安全柵のドアハンドルを構成部材として一体化。そのためドアハンドル部品の購入が不要です。緊急脱出付きユニットを組み合わせたアクチュエータ(D41G-A2□-E1)もご用意しています。
ISO 14119(タイプ4/高コード)、ISO 13849-1(PLe)適合
D41Gは、作業者が侵入可能な大型の装置/設備向けの高コード電磁ロック式セーフティドアスイッチです。ドアハンドル⼀体となったユニット構造のアクチュエータ(D41G-A2)を品揃えしています。緊急脱出ユニット付きアクチュエータ(D41G-A2□-E1)は、赤色の緊急脱出用ドアハンドルを廻すだけで、素早く脱出できるため、より安全な生産現場の運用を実現します。また、右用ドアハンドルと左用ドアハンドルの両方のタイプを取り揃えております。
D41G-A2のアクチュエータは、安全柵のドアハンドルを構成部材として一体化。そのためドアハンドル部品の購入が不要です。緊急脱出付きユニットを組み合わせたアクチュエータ(D41G-A2□-E1)もご用意しています。
高コードセーフティドアスイッチを使用すれば無効化のリスクを低減できます。D41Gではスイッチ(本体)とアクチュエータの組み合わせがティーチングによって1対1の組み合わせに固定されます。このためスペアのアクチュエータを使用するといったことはできません。大きな設計工数をかけずに、無効化防止を実現します。
インターロック機器の典型的な無効化の方法に、扉(可動ガード)を開けた状態でスペアのアクチュエータを使用し扉が閉じた状態を擬似的に再現するというものがあります。これが原因となり生産現場で事故が発生するリスクがあるため、無効化を防止するために ISO14119(JIS B 9710)に従って対応することが推奨されます。
作業者が無効化を行い、扉を開けたままの危険な状態で作業を行うことで、労働災害につながる可能性があります。
無効化を防ぐ方策を採らずに労働災害が発生した場合、各国の行政機関は事業者に対して、作業の中止命令、機械設備等の使用停止または変更などを命じる可能性もあります。
作業者は無効化が行えず、安全が確保された状態で作業を行うことになるため、労働災害の発生リスクを減らすことができます。
作業者にとって安全・安心な現場環境が実現するだけでなく、経営的なリスクを低減できます。
各国の安全規格とも整合された国際規格のISO 14119(JIS B9710)に準じた無効化防止対策を採っていれば、行政機関から求められた場合にも安全の妥当性を示すエビデンスとなります。