製品の動作不良、誤動作または性能・機能への悪影響を防ぐため、以下のことを守ってください。不具合事象が稀に起こることがあります。定格外の取扱いはしないでください。
・下記の環境では保管・設置・使用しないでください。
・振動、衝撃の影響が大きいところ
・不安定なところ
・仕様範囲外の温湿度のところ
・温湿度変化が激しく、結露・氷結の恐れがあるところ
・屋外または直接日光、風雨にさらされるところ
・静電気やノイズの影響を受けるところ
・電界及び磁界の影響をうけるとこ
・冠水、被油のあるところ
・水のかかるところ
・塩水飛沫のあるところ
・腐食性ガス(特に硫化ガス、アンモニアガス)のあるところ
・粉塵、鉄粉などの多いところ
・溶解性液体のあるところ
・虫や小動物がいるところ
・荷重がかかるところ
・DINレールは、ねじで緩みがないように取りつけてください。また、DINレールと本体との取付けも確実に行ってください。緩みがあると、振動・衝撃等でDINレール、製品本体、配線が外れる原因となります。
・DINレールは、35mm幅(オムロン製形PFP-50N/-100N)を使用してください。
・電圧入力端子への配線はAWG24~12、耐熱温度70℃以上の電線を使用してください。
・通電する前に、配線に間違いがないことを確認してください。
・取扱いおよび保守は取扱説明書をよく理解してから行ってください。
・ユーザーズマニュアルを理解して、機器の設定をしてください。
・ケーブルを引っ張らないでください。
・規格対応および安全のため、ご使用になる電圧と、ご使用になる国の適切な規格(米国:UL Listed対応品、カナダ:cUL Listed対応品、その他の国:IEC60947-1およびIEC60947-2など)に適合した定格電流1Aの分岐回路保護装置を設置し、過電流から保護してください。感電や火災の原因となります。本製品の電圧入力端子分岐回路保護装置の接続は、配線図を確認してください。多極ブレーカを火炎流保護として使用する場合は、主電源の中性線と非接地線のすべてを同時に遮断する必要があります。(例:4極同時に遮断できる4極のブレーカー)ほかの分岐回路保護装置(ヒューズなど)を過電流保護として使用する場合は、すべての極で同じ特性のものを選定してください。
・機器を使用する前には必ず配線の確認を行った上で、電源を投入してください。配線の不良などにより感電、けが、事故、故障、誤動作の恐れがあります。
・本製品は、「class A」(工業環境製品)です。住宅環境でご使用されると、電波妨害の原因となる可能性があります。その場合には電波妨害に対する適切な対策が必要になります。
・誘導ノイズを防止するために、本製品への配線は、高電圧、大電流の動力線とは分離して配線してください。また、動力線との並行配線や同一配線を避けてください。
・発熱機器(コイル、巻線を有する機器等)と近接して取り付けないでください。
・DINレールに取付ける際は、DINフックを音がするまで確実にスライドさせてください。
・端子名を確認し、正しく配線してください。使用しない端子には何も接続しないでください。
・リピータハブを使用してEtherNet/IPのタグデータリンク通信(サイクリック通信)を行うと、ネットワークの通信負荷が高まるため、コリジョン(衝突)が多数発生し、安定した通信ができなくなります。タグデータリンクを利用するネットワークでは、必ずスイッチングハブを使用してください。
・EtherNet/IPの接続方法や使用するケーブルは、マニュアル記載のとおりにしてください。通信不良になる恐れがあります。
・製品を誤って落下させた場合、製品内部が破損している恐れがあるため、使用しないでください。
・LED表示が正常に動作することを定期的に確認してください。使用環境によっては、劣化により表示不良となることがあります。
・周囲温度および湿度は仕様範囲内で使用および保存してください。必要により、強制冷却してください。
・フロントシートの剥がれ・破れが生じた状態で使用しないでください。
・取り付けの際は、正しい方向に設置してください。
・配線する際は、ゆとりを持った配線長さにしてください。
・電圧入力およびCT入力は、本製品の仕様範囲内で使用してください。
・配線用圧着端子は指定サイズのものをご使用ください。
・受信電波障害を受ける恐れがあります。電波受信機を近くで使用しないでください。
・通信距離については仕様範囲内で、通信線は指定のケーブルをご使用ください。なお、通信距離仕様、ケーブルについては、「形KM-PMBN-EIP ユーザーズマニュアル」(Man.No:SGTE-728)をご参照ください。
・本製品の廃棄については、各自治体の指示に従い、産業廃棄物として適切に処理してください。
・CTは電線を正しくクランプしてください。クランプ後、カチッと音がするまで確実に嵌合させてください。
・外来ノイズを防止するために制御盤内でご使用ください。
・過剰な力でリリースホールにマイナスドライバを押し込むと、端子台が破損する恐れがあります。リリースホールにマイナスドライバを押し込む場合は、15N以下の力で操作してください。
・電圧入力とCT入力は同一の計測対象に正しく接続してください。
・電線は無理に曲げたり、引っ張ったりしないでください。断線したり端子台が破損する恐れがあります。
・リリースホールには配線しないでください。