独自のフレキシブルパルスコントロール機能(1~20本で可変できる最大1MHzのパルス列)によって、「熱を与えにくい印字・加工」「熱を加える印字・加工」など、材料・用途に応じた最適な印字や加工を実現します。例えば、熱影響が問題となるような微小な印字が必要な場合にも、精細な印字が可能です。
ファイバレーザマーカ
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情報更新 : 2020/01/14
独自のフレキシブルパルスコントロール機能(1~20本で可変できる最大1MHzのパルス列)によって、「熱を与えにくい印字・加工」「熱を加える印字・加工」など、材料・用途に応じた最適な印字や加工を実現します。例えば、熱影響が問題となるような微小な印字が必要な場合にも、精細な印字が可能です。
フレキシブルパルスコントロール機能を拡大。強化したモードでパルスパワーと最大30本のパルス列が可能。
金属深彫、あらし加工など、より大きなエネルギを必要とする加工が可能になります。
例えば熱処理後(焼入れ後)にも、深彫加工によりカメラ読み取りに適したコントラストを維持し、読み出しが可能になります。
オプションソフト不要で、段差、斜面、曲面、円錐、球面などのさまざまな3D形状へより綺麗に印字することが可能になりました。
オムロンが開発したGalvano Dynamic Acceleration Control の略称です。
G-DAC機能は、マーキング内容に合わせ、ガルバノメータの加速減速制御を最適化。
これによってG-DACを使わない場合に比べ、高速、綺麗なマーキングを実現します。
MX-Z2000Hシリーズは、従来PLCを介して処理をしていた画像処理とマーキングの一連の動作をPLCなしでも可能にしました。
※1. 本機能を使用する場合、ファインダ機能オプションが必要です。
※2. 2019年9月末現在 対応する画像処理システムは、オムロンFHシリーズ、オムロンFQ2シリーズの一部です。
画像処理システムの選定にはカタログ番号 SWAL-013 ファインダ機能オプションカタログをご確認ください。
使用上の注意、制約事項など詳細は当社営業までお問い合わせください。
正しい位置に印字するため、画像処理システムで位置ズレ量を計測し、マーキング位置を補正して印字することや、マーキングした2次元コードを読取し、判定することが可能です。
印字した情報をデータとして残す、必要な情報をログとして出力する等の機能を装備しており、トレーサビリティや予防保全に活用することが可能です。
MX-Z2000Hシリーズはさまざまな外部制御に対応します。
I/O接続、RS-232C接続、Ethernet接続、そしてEtherNet/IP™ 接続を実現することで、PLCで制御を行う際のプログラミングをより簡単に実現することが可能となりました。
※使用可能な機能、コマンドについてはユーザーズマニュアルをご確認ください。
MX-Z2000Hシリーズは多品種、少量生産のマーキングに使用される膨大なマーキングデータを扱うために、Ethernetに接続されたサーバ上にあるデータを使用することが可能です。これによって、印字内容の違うさまざまな商品を切り替えながら印字することが簡単に実現可能です。
レーザが出射されるガラス面にも二重カバーガラスを採用。ヘッドの内部の気密性を保ち、あらゆる方向からの粉塵、水の浸入を防ぎ、生産現場での安定稼働を実現します。
コントローラ内にセーフティリレーを2つ搭載しており、インタロック端子に外部のセーフティコントローラ等から緊急停止信号を入れることで、確実にレーザ電源を遮断することが可能です。また半導体接点機器や多頻度の緊急停止をともなう生産にも対応、コントローラ背面にセーフティリレーを搭載したことにより、故障時、容易に交換することが可能です。
さらにオムロンの独自のファイバレーザ方式により、レーザ遮断復帰後1秒以内に出射することができます。
各種海外規格・規制に対応し、海外でもご使用いただくことが可能です。
※使用できる国や地域については、当社までお問い合わせください。
一般的な固体レーザはミラー等を使用し、レーザを共振させて増幅、Qスイッチをオンオフすることでレーザを出力します。この方式では高品質かつ自由度の高いレーザは困難で、信頼性・耐久性にも課題がありました。オムロンはMOPA方式オールファイバレーザで共振器構造をなくし、高いビーム品質、高安定、長寿命かつ高い自由度を実現しました。
レーザのプロファイルは真円度が高いほど品質がよいといわれます。
下図のように、オムロンのレーザは真円度が高く品質の高いレーザです。
微細加工に求められる位置精度を実現、加工エリアの歪みを最小限に抑制します。
また、設置による誤差を解消する座標補正機能も搭載しています。
別売のデータ編集ソフトや、データ編集にパソコンを使用する必要はありません。
レーザマーカ本体に、データ編集機能を搭載し、簡単にデータ編集が可能です。
他のパソコンを使用し、レーザマーカ本体と同じ操作画面で、データ作成、フォント・ロゴ編集もできます。
印字・加工する位置で、小さな部品の印字位置を目視で合わせることや、画像処理システムを用いた自動位置合わせ、検査などが可能になります。
例えば今まで複数のカメラや位置決め装置が不要になり、装置構成を簡略化でき、工程削減、コストダウンにお役立ちします。
※詳細はファインダ機能オプションカタログをご覧ください。(カタログ番号SWAL-013)
情報更新 : 2020/01/14