安全上の要点
・正常動作を損なう恐れがありますので、いかなる場合でも製品の分解・改造は行わないでください。
・製品機能が十分に発揮されないことがあります。製品を落下させないでください。また、製品に変形・変質をきたす力を加えないでください。
・スイッチの耐久性は開閉条件により大きく異なります。使用にあたっては必ず実使用条件にて実機確認を行い、性能上問題のない開閉回数内にてご使用ください。
・負荷電圧電流は定格値以下でご使用ください。破損したり、焼損したりする恐れがあります。
・端子番号は下図の通りカバーに端子番号①のみ刻印してあります。右端が端子番号⑩となります。回路構成にしたがって配線をしていただき、各端子への誤配線は絶対にしないでください。
・引火性ガス、爆発性ガスなどの雰囲気中、および可燃性の溶剤のかかる場所では使用しないでください。開閉にともなうアークやスイッチの発熱などにより、発火または爆発を引き起こす原因となります。
・硫化ガス(H2S、SO2)、アンモニアガス(NH3)、硝酸ガス(HNO3)、塩素ガス(Cl2)などの悪性ガスや高温多湿中の雰囲気中では使用しないでください。接点接触不良や腐食による破損などの機能障害を生じる原因となります。
・油中、水中での使用や、常時水や油がかかる環境では使用しないでください。内部に水や油が浸入し故障の原因となります。
・下記の環境では使用および保管しないでください。
・温度変化の激しい場所
・湿度が高く、結露が生じる恐れのある場所
・振動の激しい場所
・直射日光の当たる場所
・塩風が当たる場所
1)パネル前面より操作部を挿入し、パネル裏面より回り止め金具、取りつけリングを挿入し締めつけてください。その後、スイッチ部を操作部へ取りつけてください。
2) IP65 タイプの場合は、操作部とパネルの間に組み込んである座金ゴムがあることを確認してください。
3)回り止め金具はケースの溝と合わせ、エッジ部がパネル側になるように挿入してください。
4)取りつけリングの締めつけトルクは0.98~1.96N・mとしてください。
5)操作部へのスイッチ部の取りつけは、操作部とスイッチ部に刻印してある三角マークが一致するように差し込み、ロックがかかったことを確認してください。
6)スイッチ部を操作部へ取りつける際は、スイッチ部の両側のレバーを摘まないでください。操作部のツメがスイッチ部のレバーの下に潜り込み取り外しができなくなります。
7)操作部からのスイッチ部の取り外しは、スイッチ部の両側面にあるレバーを、ケースに刻印してある「PUSH」方向に同時につまんで垂直方向に取り外してください。無理に引き抜くと破損の原因となります。片側だけつまんだ場合は破損の原因になります。
8)パネルからの操作部の取り外しは、スイッチ部を取り外してから行ってください。スイッチ部を取りつけた状態で取りつけリングを緩めると、操作部の破損の原因となります。
・配線について
1)配線作業時は通電しないでください。感電の恐れがあります。
2)コネクタは確実に奥まで挿入してください。製品機能が十分に発揮されないことがあります。
3)コネクタ配線時に過大な力を加えないでください。また、コネクタおよびケーブルに引っ張り力が加わらないようケーブルを固定してご使用ください。コネクタ外れ、または破損し、接触不良の原因となります。
4)スイッチ本体のコネクタに挿入するケーブル側コネクタについては、コネクタの仕様書やカタログ記載の挿入方法および配線方法についてご確認の上、ご使用ください。
推奨コネクタ
| メーカ | 品名 | 形式 | 適用電線範囲 |
|---|---|---|---|
| 日本圧着端子製造 | コンタクト | SPHD-002T-P0.5 | AWG#28~24 |
| SPHD-001T-P0.5 | AWG#26~22 | ||
| ハウジング | PAP-10V-S | AWG#28~22 |
・コンタクトは電線に合わせてお選びください。
使用上の注意
・使用環境について
1)このスイッチは屋内仕様です。屋外で使用した場合、スイッチ故障の原因となります。
2)微粉、泥状、異物の堆積のある所、および油、水の飛散する場所などでの使用は特に注意し、事前に実使用条件で評価の上、問題のない条件でご使用ください。
3)IP65タイプで用いているゴムの材質はNBRです。一般に使用されている切削油、冷却油にて評価しておりますが、油の種類によっては浸透性が異なり、使用できない場合がありますのでお問い合わせください。
1)取りつけパネルの厚さは0.8~3.2mmとしてください。
2)パネル加工寸法は下図に示す寸法としてください。
・カッコ内の数値はスイッチ部の取り外し性を考慮した場合の参考値です。
・パネル加工ピッチは最小30mm/32mmまで可能ですが、事前に取りつけ・取り外しの際の作業性や配線性をご確認いただき、パネル加工ピッチを設定いただきますようお願いします。
・下図のように、スイッチ部の取り外しレバーが密着するように取りつけた場合、スイッチ部を取り外す際にレバーがつまめない可能性があります。
・また、スイッチ部のコネクタが向き合う形で密着して取りつけた場合、コネクタの取り外しが困難になります。