オムロン独自のHSDR-CMOS(High Speed and Dynamic Range)イメージセンサ採用と、レーザパワーの無段階調整アルゴリズムにより、金属から基板・ゴム・透明体までどんな色、表面状態でも安定して計測できます。リニアリティ±0.05~0.3%F.S.で±10~30μmオーダーの計測を実現します。*1
スマートセンサ レーザ変位センサ CMOSタイプ
情報更新 : 2019/12/02
オムロン独自のHSDR-CMOS(High Speed and Dynamic Range)イメージセンサ採用と、レーザパワーの無段階調整アルゴリズムにより、金属から基板・ゴム・透明体までどんな色、表面状態でも安定して計測できます。リニアリティ±0.05~0.3%F.S.で±10~30μmオーダーの計測を実現します。*1
表面が粗いワークに対し、投光ビームにラインビームを採用することで反射光量の平均化と、測定周期30μsで高速に受光量を補正することで、ワーク移動によりおこる受光量変動を低減し、ワークが移動しても安定した計測を実現します。
*1. 分解能、角度特性、測定範囲、リニアリティ、スポット径などの定格/性能は機種によって異なります。
詳細は「定格/性能」をご確認ください。リニアリティは当社標準対象物測定時における変位出力の理想直線に対する誤差を示します。
対象物によって、直線性や測定値が変わることがあります。実際のご使用においては事前に実機でのご確認をお願いします。
使用者のスキルに依存せず、スマートチューニングボタン1つで安定計測に必要な最適設定を実現します。
計測するワーク種類・表面状態に合わせて選べる3つのチューニング方法で、より確実な設定が可能です。
シングルスマートチューニング
1種のワークが安定検出できるようボタン1秒押しで最適設定
マルチスマートチューニング
複数ワークが安定検出できるようワークごとにボタン3秒押しで最適設定
アクティブスマートチューニング
全部位が安定検出できるようボタン5秒押しで連続チューニングし最適設定
*2.「特許取得済」の表記は、日本で特許取得済であることを示しています。(2019 年10 月現在)
悪環境での使用を可能にする保護構造IP67です。またヘッドのケーブルおよび延長ケーブルには標準でロボットケーブルを採用しているため可動部でも安心してお使いいただくことができます。
さらに光部品の固定をネジ止めではなく3次元UV接着を採用しているため応力を抑えることができ、温度特性0.02%F.S./℃*を実現します。
* 室温が1℃温度変化すると計測値が0.02%F.S.(形ZX2-LD50の場合4μm相当)変動します。
樹脂ケース採用により世界最小のCMOSレーザ変位センサのヘッドを実現。狭いスペースにも取りつけ可能です。また光学ベースにはダイカストを採用することで、温度変化により生じる計測誤差を低減します。
* CMOSレーザ変位センサにおける2010年9月当社調べ
計測レンジ全てを必要としない用途では、より高精度な計測を実現しました。
測定中心距離より手前で使う場合、リニアリティ精度が全域の場合の1/2に向上します。*
* 形ZX2-LD50L/LD100Lの場合
レーザーダイオードの寿命が近づいていることを自己検出して表示するので計画的にメンテナンスをすることができます。アンプモニタのメインデジタル表示とともに、ヘッド背面のLEDでも点滅表示でお知らせします。そのためアンプが制御盤内にあっても、ヘッドで確認でき見逃しがありません。
コンパクトボディながら、11セグLED表示を採用。
アルファベットや数字を難なく読み取ることができ、マニュアルを確認する必要がありません。
演算ユニットをアンプ間に接続するだけで、2台のセンサの計測値演算結果を片側のアンプに表示します。
演算機能は厚みと減算の2モードからお選びいただけます。
また、演算ユニットを使って連結するだけで、相互干渉防止が可能です。(最大5台まで)
アンプユニット本体にバンク機能を4つ内蔵しております。
バンク機能を切り替えるだけで4パターンの段取り替えに簡単対応いただけます。
情報更新 : 2019/12/02