稀に発火による物的損害が起こる恐れがあります。端子ねじは以下のトルクで締めてください。
推奨締め付けトルク:0.5~0.6N・m、最大:1.03N・m
Ior方式漏電監視リレー
この商品について
関連情報
情報更新 : 2010/08/02
稀に発火による物的損害が起こる恐れがあります。端子ねじは以下のトルクで締めてください。
推奨締め付けトルク:0.5~0.6N・m、最大:1.03N・m
稀に爆発により中程度・軽度の人身障害や物的損害が起こる恐れがあります。引火性、爆発性ガスのあるところでは使用しないでください。
稀に感電の恐れがあります。通電中は端子には触れないでください。
稀に感電や製品の破損などの物的損害が起こる恐れがあります。ケース上面および側面にあるカバーと目隠しシールは開けないでください。
稀に感電や軽度のけが、発火、機器の故障が起こる恐れがあります。
分解や修理、改造はしないでください。
(1)下記の環境下では使用、保管(輸送含む)しないでください。
・振動、衝撃の激しいところ
・定格を超える温湿度のところ
・結露が起きやすいところ
・温湿度変化の激しいところ
・過度の塵埃があるところ
・水がかかるところ
・被油、塩水のあるところ
・直射日光があたるところ
・屋外または風雨にさらされるところ
・腐食性ガス(とくに硫化ガス、アンモニアガスなど)のあるところ
(2)作業者がすぐに電源を切れるよう、IEC60947-1およびIEC60947-3の該当要求事項に適合したスイッチまたはサーキットブレーカを設置し、適切に表示してください。
(3)強い高周波を発生する機器やサージを発生する機器から、できるだけ離して設置してください。
(4)静電気や電界の影響を受ける場所での使用はしないでください。
(5)ケーブルを持って引っ張ったりしないでください。
(6)表面取りつけする場合、取りつけねじは次の規定のトルクで締めてください。
M4ねじ:推奨締め付けトルク1.2N・m
(7)DINレール取りつけの場合、DINレールは、ねじで緩みがないように取りつけてください。また、DINレールと本体との取りつけも確実に行ってください。緩みがあると、振動や衝撃で、DINレール、製品本体、配線が外れる原因となります。
(8)DINレールは、35mm幅のもの(オムロン製 形PFP-50N/形PFP-100N)を使用してください。
(9)端子ねじは以下のトルクで締めてください。
推奨締め付けトルク:0.5~0.6N・m、最大:1.03N・m
(10)マニュアルの記載内容を十分ご理解のうえ、機器の設定を行ってください。
(11)使用しない端子には何も接続しないでください。
(12)使用前に動作テストを実施してください。
(13)清掃にシンナーなどの溶剤を使用しないでください。市販のアルコールを使用してください。
(14)製品の中に金属や導線または取りつけ加工中の切粉などが入らないようにしてください。
(15)通電する前に、定格・仕様や配線にまちがいがないことを確認してください。
(16)電源電圧および負荷は、仕様、定格の範囲内で使用してください。
(17)製品本体を廃棄する場合は産業廃棄物として処理してください。
(18)配線用圧着端子は弊社推奨品を使用してください。
(19)発熱機器(コイル、電熱線などを有する機器など)と近接して取りつけないでください。
(20)誘導ノイズを防止するために、本体への配線は、高電圧、大電流の動力線とは分離して配線してください。また、動力線との並行配線や同一ダクトへの配線はしないでください。配管やダクトを別にする、シールド線を使用するなどの方法も効果があります。
(21)電源ラインにはブレーカを設け、機器の短絡事故よる他の機器への影響を防止してください。形K6ERの取りつけは、DINレール取りつけまたはねじ締め取りつけとしてください。
形式 | 寸法 | メーカ |
---|---|---|
形PFP-100N | 1,000mm | オムロン |
形PFP-50N | 500mm |
フックを下げてから、上部の爪をレールにかけてフックがロックできるところまで本体を押し込み、フックをロックします。
マイナスドライバなどでフックを引き出して下側から持ち上げます。
・抵抗分漏電電流により絶縁劣化の監視をしていただくためには以下の確認を行うことをお勧めします。
・メガテスタでの初期絶縁確認
・ご使用環境での漏電電流要因の確認
・形K6ERは絶縁劣化が進行することで漏電電流が増える現象を監視し絶縁劣化を検出しますが、漏電電流の増加要因には絶縁劣化の他に以下のようなものが考えられます。
・バスダクトでの配線
・長距離の配線
・地中配線
・負荷装置が多い
・負荷装置にインバータ、ノイズフィルタなどが多い
・上記の要因で漏電電流が発生している場合は対地静電容量成分が多くなり、また対地静電容量成分が各相で均等でない場合は計算上のIorが増えることがあります。この場合、絶縁劣化ではなく対地静電容量成分が各相で均等でない場合の計算上のIorであるため形K6ERのゼロ点調整機能により、計算上のIorをキャンセルし、初期状態0としてロギングにより絶縁劣化の変化管理を行うことができます。
・メガテスタでの測定やご使用の装置の点検により、いずれの絶縁劣化も無い場合は、上記の対地静電容量成分が各相で均等でない場合が考えられます。
・水を使用するアプリケーションなど、実際に漏電電流が増えやすい場合は、絶縁の強化を行うと共に監視単位を小さくし装置毎に絶縁監視を行うことをお勧めします。情報更新 : 2010/08/02