高速位置決め制御で装置生産性を向上
位置制御ユニット(高速タイプ)
情報更新 : 2010/04/12
高速位置決め制御で装置生産性を向上
装置のタクトタイム短縮に貢献
NCユニットの起動時間は、従来比約20倍の最小0.1ms以下(1軸起動時)の高速化を実現。
高速パルス出力、フィードバックカウンタ内蔵
さらに絶対値エンコーダシステムに対応
最大4Mppsのパルス出力を実現(ラインドライバ)高分解能スケール・エンコーダを搭載したリニアモータ、DDモータを高分解のまま高速移動が可能。
モータ現在位置の監視や絶対値システムの構築が可能
最大周波数4MHzのパルス入力に対応する高速カウンタ機能によりモータ現在位置を監視しながら位置決めする装置を、位置決めユニットのみで構築可能。また、軸間監視機能により、最大4軸の双動制御が可能、大型ワーク搬送を実現。
・電源断後の原点サーチが不要となり稼働率を向上。
・OMNUC G/G5シリーズ/WシリーズABSモータに対応。
・カメラ補正による高速・高精度位置決め
・パルス出力起動時間0.1ms※により高速でカメラ補正を実現
※ CJ2H-CPU(Ver.1.1以上)使用時
・自由度が高いパルス出力で柔軟な速度制御
・パルス分配周期1msにより高頻度の速度変更を実現
多彩な位置決め制御を自在に構築、装置の高付加価値化に貢献
最適位置決め制御にフレキシブルに対応
位置データ、速度データ、加減速データをPLCのラダーで直接指令して、位置決め制御をする直接運転と、動作パターンをNCユニットに設定し、NCユニット側で位置決め動作を実行するメモリ運転の両方をサポート、繰返し命令、JUMP命令などを搭載し、煩雑なモーション制御をサポート。
* CJ2H-CPU(Ver.1.1以上)使用時
CPU-NCユニット間で高速バスによる同期システムを実現。最大5ユニット(最大20軸)の同期運転が可能。さらに電子カム機能により、さまざまな同期アプリケーションを実現。
・パルス、mm、inch、degree機能系で使用する単位でデータ設定が行え、データ設定が簡単。
直線補間制御に加え、円弧補間制御、インデックステーブル制御、フィーダ制御、MPG(手動パルサ)機能などを搭載し、モーションユニットで実現していた機能を位置決めユニットで実現。
・正確なピッチの糸巻取り
・止めずに加工する電子カム同期制御
配線工数はもちろんプログラミング・デバッグの工数も大幅に削減
位置制御ユニットの事前確認がより簡単に
CX-Programmer*で作成したメモリ運転データを実機に転送する前に確認することで、立ち上げがスムーズになり、事前確認の工数を削減します。
* CX-Programmer Ver.9.04以上にて対応
・ 位置と速度の時間変化をグラフ表示
・ グラフ内のシーケンスNo.表示でテーブルデータとの対比も簡単
ライブラリからプログラム部分を貼りけるだけプログラム工数を削減
*ライブラリは当社Webからダウンロードできます。
省配線はもちろん、外部電源のコストダウンが可能
CJ1W-NC□34ラインドライバ出力タイプは内部でDC5Vを生成、外部のDC5V電源が不要で、配線工数を削減。また、コネクタ部はドライバ部とそれ以外用コネクタに分割、配線性を高め、誤接続によるトラブルや手戻りを防止。
・高速制御サイクルで高精度追従
情報更新 : 2010/04/12