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●共通の注意事項は、「ソリッドステート・リレー 共通の注意事項」をご覧ください。

注意

G3PF ご使用の前に 3

短絡電流が流れた場合、形G3PFが稀に破裂する恐れがあります。短絡事故の保護については、必ずヒューズ、ブレーカなどの保護機器を電源側に設置してください。

G3PF ご使用の前に 4

軽度の火傷が稀に起こる恐れがあります。
通電中や電源を切った直後、形G3PFの本体および放熱器に触れないでください。本体および放熱器は高温になっています。

G3PF ご使用の前に 5

軽度の感電が稀に起こる恐れがあります。
電源を切った直後に、形G3PFの主回路端子に触れないでください。内蔵スナバ回路に電荷が充電されています。

G3PF ご使用の前に 6

軽度の感電が稀に起こる恐れがあります。
配線を行う場合には、必ず電源を切ってください。また配線後は、必ず端子カバーを取りつけてください。

安全上の要点

当社は、品質・信頼性の向上に努めておりますが、SSRには半導体を使用しており、半導体は一般的に誤作動したり、故障することがあります。特に定格範囲外でご使用になると安全を保てない恐れがありますので、必ず定格範囲内でお使いください。SSRをご使用いただく場合には、SSRの故障によって結果として、人身事故・火災事故・社会的な損害を生じさせないよう安全を考慮した、システムとしての冗長設計・延焼対策設計・誤動作防止設計などの安全設計に十分ご留意ください。

(1)使用・保管について

下記の環境での使用および保管は、万一の場合故障や誤動作、特性劣化が起こる恐れがありますので避けてください。
1. 腐食性ガスや可燃性ガスのある場所
2. 周囲温度が-30~+70℃の範囲を越える場所での保管
3. 周囲温度が-20~+60℃の範囲を越える場所での使用
4. 相対湿度が25~85%RHの範囲を越える場所
5. 高温、高湿の場所
6. 温度変化が急激で結露するような場所
7. 水、油、薬品などの飛沫がある場所
8. 塵埃、塩分、鉄粉が多い場所
9. 雨水、水滴のかかる場所
10.直射日光があたる場所
11.本体に直接、振動や衝撃が伝わる場所

(2)輸送について

下記の環境での輸送は、万一の場合、故障や誤動作、特性劣化が起こる恐れがありますので避けてください。
1. 水、油などがかかった状態
2. 高温・高湿の状態
3. 温度変化が急激で結露するような状態
4. 製品を落下させたり、異常な振動や衝撃が加わる状態
5. 製品を梱包していない状態

(3)設置・取りつけについて

1. 落下などにより、放熱フィンが曲がった状態で使用しないでください。放熱性低下により、万一の場合故障する恐れがあります。
2. 形G3PF本体、放熱器周囲の空気の対流を妨げないでください。本体の異常発熱により、万一の場合出力素子のショート故障、焼損する恐れが
  あります。
3. 自己発熱による周囲温度の上昇に気をつけてください。特に盤内取りつけの場合は、外気との換気が十分行えるようファンなどを取りつけてくだ
  さい。万一の場合出力素子のショート故障、焼損する恐れがあります。
4. DINレールは堅固に取りつけてください。万一の場合落下する恐れがあります。
5. 油や金属粉のついた手で取りつけ作業をしないでください。万一の場合故障する恐れがあります。
6. 指定の取りつけ方向(鉛直取りつけ、および平面取りつけ)にて取りつけてください。本体の異常発熱により、万一の場合、出力素子のショート
  故障、焼損する恐れがあります。

G3PF ご使用の前に 15

7. 制御盤等にねじ締め取りつけを行う場合は堅固にしてください。締め付けトルクは、0.98~1.47N・mにて管理してください。締め付けが弱いと、
  万一の場合落下する恐れがあります。
8. 製品を落下させたり、異常な振動や衝撃を加えないでください。製品の特性劣化、誤動作や故障の原因となります。

(4)配線について

1. 端子のねじが緩んだ状態で使用しないでください。端子の異常発熱により、万一の場合焼損する恐れがあります。
  ねじ締め付けトルク M2: 0.22~0.28N・m
               M3: 0.4~0.56N・m
               M5: 1.57~2.35N・m
  制御コネクタ取りつけトルク(脱着端子) 0.25~0.3N・m
2. 端子のねじを締め付ける時に、不導通物質を噛み込まないようにしてください。端子の異常発熱により、万一の場合焼損する恐れがあります。
3. 負荷電流・電圧に見合った電線をご使用ください。電線の異常発熱により、万一の場合焼損および被覆が溶けて感電、漏電する恐れがありま
  す。
4. 圧着端子は、電線径に応じたサイズを使用してください。万一の場合焼損および被覆が溶けて感電、漏電する恐れがあります。
5. 被覆に傷のついた電線を使用しないでください。万一の場合感電、漏電する恐れがあります。
6. 高圧動力線などと配線を同一配管、あるいはダクトで行わないでください。誘導により、 万一の場合誤動作、破損する恐れがあります。

(5)調整・使用について

下記の環境での調整および使用は、万一の場合誤動作、故障、焼損する恐れがありますので避けてください。
1. 入出力の各端子部に定格を超える電圧・電流の印加
2. 定格範囲を超えた負荷の選定および使用
3. 定格周波数以外の電源の選定および使用

(6)故障検出機能について

形G3PFの制御回路、警報出力回路が故障した場合は、故障検出機能、および出力が正常に動作できません。つきましては、システムの冗長設計などの安全設計に十分ご留意ください。

(7)ノイズ、サージの影響について

形G3PFの出力回路へ誤作動耐性の限界を超えるノイズ、サージが加わった場合、出力を最大で半サイクル分オンしてノイズおよびサージを吸収します。
形G3PFをご使用される装置およびシステムにて、この半サイクルの出力オンが問題とならないことをご確認のうえ、形G3PFをご使用ください。
なお、形G3PFの誤動作ノイズ耐性(参考値)は下記の通りです。
・誤作動ノイズ耐性(参考値):500V

注. 測定条件は下記の通りです。
  ノイズ幅:100ns、および1μs
  繰り返し周期:100Hz
  ノイズ印加時間:3分間

使用上の注意

SSRを実際に使用するにあたって、机上では考えられない不測の事故が発生することがあります。そのため、実施可能な範囲でのテストが必要です。例えば、SSRの特性を考える場合には、常に個々の製品のばらつきを考慮に入れることが必要です。
カタログに記載の各定格性能値は、特に明記のない場合は、すべてJIS C5442の標準試験状態(温度15~30℃、相対湿度25~85%Rh、気圧86~106kPa)のもとでの値です。実機確認を実施される際には、負荷条件だけでなく使用環境も使用状態と同条件で確認する必要があります。

(1)溶剤の付着について

形G3PFの樹脂部にアルコール、シンナー、トリクロロエタン、ガソリンなどの溶剤が付着しないようにご注意ください。溶剤によりマーキングの消えや、部品の劣化を引き起こす原因となります。

(2)油の付着について

形G3PFの端子台カバーに油が付着しないようにご注意ください。カバーの白濁あるいはクラック(ひび割れ)の原因となります。

(3)設置について

製品を落下させたり、異常な振動を加えないでください。製品の特性劣化、誤動作や故障の原因となります。

(4)製品の取りつけ間隔(盤内取りつけ条件)について

注. 密着取りつけを行う場合は、カタログの特性データ「●負荷電流-周囲温度定格」のグラフをご確認の上ご使用ください。

G3PF ご使用の前に 36

(5)形G3PFとダクト(または空気の流れを妨げるもの)の関係

G3PF ご使用の前に 38

(6)制御盤外への換気方法

G3PF ご使用の前に 40

注1. 吸気口あるいは排気口がフィルタ付きの場合、目詰まりによる効率低下を防ぐために定期的な清掃を行ってください。
注2. 吸気口や排気口の内、外の周辺は吸気・排気の障害となるような物を置かないようにしてください。
注3. 熱交換器使用時は、形G3PF 前面の位置に取りつけるほうが効果的と思われます。

(7)形G3PFの周囲温度について

定格電流は形G3PFの周囲温度40℃での値です。 形G3PFは半導体で負荷を開閉していますので、通電により発熱し盤内温度も上昇します。この発熱を制御盤にファンを付加し換気することで、形G3PFの周囲温度を下げると信頼性が向上します。
(10℃の温度低減で、期待寿命が2倍になると言われています。:アレニウスの法則)

形G3PFの定格電流(A) 25A 35A
形G3PF 1台当りのファンの数 0.4台 0.54台

例:35Aの形G3PFが10台の場合は、0.54×10=5.40→ファンが6台必要です。

注1. ファンの大きさ:92mm×92mm、風量:0.7m3/min、盤の周囲温度:30℃で算出。
注2. 同一盤内の他機種からの発熱については、別途換気が必要です。
注3. 周囲温度:対流などで、SSRを冷却できる、SSRの周囲温度。

(8)ヒューズについて

短絡保護のための速断ヒューズは下表のもの、もしくは同等品をご使用ください。

推奨ヒューズ

形G3PF定格電流 適用SSR ヒューズ
(IEC60269-4)
25A 形G3PF-□25B 32A
35A 形G3PF-□35B 63A

(9)IEC class Ⅰ機器の使用について

金属部は必ずアースへ接続してください。取りつけレール使用の場合は、取りつけレールをアースへ接続してください。
IEC60947-7-2もしくは同等の規格に基づいた端子台へ接続することで、同等の効果が得られます。

(10)EMCについて

EMCには下記の条件にて適合しています。
・負荷電源にコンデンサを接続してください。
・入力および警報出力部へは3m以下の電源で接続してください。

G3PF ご使用の前に 55

(11)EMIについて

この商品は「class A」(工業環境商品)です。住宅環境でご利用されると、電波妨害の原因となる可能性があります。
その場合には電波妨害に対する適切な対策が必要となります。