画像のコントラストを上げて、計測をより安定させる機能です。フィルタの数はなんと7色。
最も最適なコントラストが得られるカラーフィルタが自動的に設定されるので、色設定に関するパラメータを意識していただく必要はありません。
スマートセンサ(超高速カラーCCDカメラタイプ)
情報更新 : 2014/02/04
画像のコントラストを上げて、計測をより安定させる機能です。フィルタの数はなんと7色。
最も最適なコントラストが得られるカラーフィルタが自動的に設定されるので、色設定に関するパラメータを意識していただく必要はありません。
色抽出を使用するアイテムでは、領域を囲むだけで領域内の色成分を解析して、自動的に抽出色の候補を表示します。あとは計測対象の色を選択するだけ。
必要に応じて候補色の抽出状態をチューニングすることもできます。
オムロン独自の色抽出HMIです。
色そのものを計測し基準色と異なる色を判別します。
複数色を抽出し、色ごとの面積で判定します。
すべての色の面積が基準内にあるか確実にチェックします。
独自の光学技術により、狙った視野にピント調整が可能。より安定した計測が実現します。
照明の点灯パターンが変更できるので、斜めにヘッドを設置しても、画面内の明るさを均一にできます。
また、照明はシャッタに合わせて点灯するので、安定しており、長寿命です。
一体型の照明では光量が不足する場合や透過照明など他のライティング方法が必要な場合に備えて、オプション照明ユニットを豊富にご用意しました。増設は、コネクタを使ってワンタッチで可能。
照明用の専用電源は不要です。センサヘッドのシャッタに合わせてストロボ点灯するので、安定した光量が長期間得られ、しかも長寿命です。
モノクロタイプと同じコンパクトサイズを実現したアンプは、1.8型の液晶モニタ一体型。
画像を見ながら操作でき、稼動中も計測状況を確認することができます。
さらにUSB/RS232Cインターフェイスを装備して、パソコンとの親和性も強化しました。
カラー、モノクロ、色抽出など、必要に応じて最も見やすい画像表示が選択できます。
固定キーに機能が割り当てられていますので、操作がワンタッチです。
使用場面に応じて、メニューを日本語・英語に切替可能です。
高精度のカラー画像で検出しても、処理速度はモノクロ並みの速さです。
カラーにすると効率が落ちるのでは… 、という不安を一掃するオムロンの画像処理技術です。
オリジナルCCD駆動技術と画像処理エンジンにより、画像取り込みと同時処理の超高速応答を実現します。
実質的に画像処理時間が0になる、最速13msを達成しました。
取り込む画像を検査に必要な範囲に絞ることにより、さらに高速処理が可能です。
「FAST」モードでは8ms、「MAX」モードなら、最速5msを実現しました。
目まぐるしく新製品が登場する時代、センサも将来性を見込んでの選択が必要です。
新たなアプリケーションへの対応力、データの管理や解析など、スマートセンサならワンランク上の品質管理が可能です。
応答速度の遅れなくコントローラ同士の連結が可能になりました。
接続バリエーションを変えることで、複数領域同時処理や計測項目組み合わせ、2センサヘッド統合出力なども可能。
将来のワーク変更にも充分対応できます。
パソコンで設定データや画像データのセーブ・ロードができます。
スマートモニタZFVツール(無償ソフト)は、オムロンのIndustrial Webホームページからダウンロードしていただけます。
http://www.fa.omron.co.jp
情報更新 : 2014/02/04