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一般仕様

項目 仕様
ユニットグループ CJシリーズ高機能I/Oユニット
装着可能位置 CJシリーズCPU装置またはCJシリーズ増設装置
装着可能台数 1装置(CPU装置または増設装置)あたり 最大10台/装置
CPUユニットとのデータの
格納/表示形式
高機能I/Oユニット割付リレーエリア 200000~295915
(2000~2959CH)
20CH/1ユニットを常時データ交換
(OUT:6CH、IN:14CH)
CPUユニット
→本ユニット
・目標値(SP)
・動作指令
・RUN/STOP
・AT起動/中止
・書込み指令
・ヒータ断線設定値
本ユニット
→CPUユニット
・現在温度(PV)
・目標値(SP)
・ステータス
・ヒータ電流モニタ
高機能I/Oユニット割付 DMエリア
(D20000~D29599)
10CH/1ユニットを電源ON時または
ユニットリスタート時に転送
CPUユニット
→本ユニット
・警報モード
・警報ヒステリシス
90CH/1ユニットを常時データ交換 CPUユニット
⇔本ユニット
・警報値
・入力補正値
・制御周期
・調節感度
・比例帯
・積分時間
・微分時間
・出力量モニタ
絶縁抵抗 20MΩ以上(DC500Vメガー計による)
・出力端子・NC端子一括とAC外部端子(電源ユニット)
・入力端子一括とAC外部端子(電源ユニット)
・入力端子一括と出力端子一括
・DC外部端子(入力・出力・NC端子)一括とFGプレート
・入力相互間(センサ・CT入力)
・入力・出力端子一括とNC端子一括
耐電圧 ・出力端子・NC端子一括とAC外部端子(電源ユニット) AC2000V 50/60Hz 1min.検出電流1mA
・入力端子一括とAC外部端子(電源ユニット)
・入力端子一括と出力端子一括
・DC外部端子(入力・出力・NC端子)一括とFGプレート AC1000V 50/60Hz 1min.検出電流1mA
・入力相互間(センサ・CT入力)・入力・出力端子一括とNC端子一括
AC500V 50/60Hz 1min.検出電流1mA
内部消費電流 DC5V 250mA以下
その他一般仕様 CJシリーズの一般仕様に準じる
外形寸法 31(W)×90(H)×65(D)
質量 150g以下

性能仕様

項目 仕様
形式 CJ1W-TC00□ CJ1W-TC10□
温度センサ 熱電対R、S、K、J、T、L、B 白金測温抵抗体Pt100、JPt100
ループ数 4ループまたは2ループヒータ断線機能付タイプ *1
制御出力/
ヒータ断線警報出力
NPN出力またはPNP出力(短絡保護機能付)*1外部供給電源電圧:DC24V+10%
-15%
最大開閉能力:100mA(1出力につき)漏れ電流:0.3mA以下
残留電圧:3V以下
温度制御方式 ON/OFF制御または2自由度PID制御(前面ディップスイッチで設定)
制御動作 正動作または逆動作(前面ディップスイッチで設定)
RUN/STOP切替 可能(CPUユニットからの割付リレー指示による)
CPUユニット「プログラム」
モード時の動作
制御継続/停止選択可能
操作出力量のオート/
マニュアル切替
なし
PID定数のオートチューニン
グ(AT)
可能(CPUユニットからの割付リレー指示による)
指示精度 ±0.3%PVと±1℃の大きい方±1ディジット以下
(±0.3%PVと±2゚Fの大きい方±1ディジット以下)
但しK、Tの-100℃以下およびLは±2℃±1ディジット以下 R、Sの200℃以下は±3℃±1ディジット以下
Bの400℃以下は保証外
*2
±0.3%PVと±0.8℃の大きい方±1ディジット以下
(±0.3%PVと±1.6゚Fの大きい方±1ディジット以下)
調節感度(ON/OFF
制御モード時)
0.0~999.9℃/゚F(0.1℃/゚F単位)
比例帯 0.1~999.9℃/゚F(0.1℃/゚F単位)
積分時間 0~9999s(1s単位)
微分時間 0~9999s(1s単位)
制御周期 1~99s(1s単位)
サンプリング周期 500ms(4ループ)
出力変更周期 500ms(4ループ)
表示変更周期 500ms(4ループ)
入力補正値 -99.9~999.9℃/゚F(0.1℃/゚F単位)
警報出力設定範囲 -999~9999℃/゚F(1℃/゚F単位)
但しK、Jの小数点ありモードおよびPt100、JPt100の時は
-99.9~999.9℃/゚F(0.1℃/゚F単位)
外部接続端子 18点着脱式端子台(M3ネジ)
CPUユニットのサイクルタ
イムへの影響時間

0.4ms

*1. 形式による。形式基準は下記の通り。

CJ1W-TC□□□ 定格/性能 3

*2. 熱電対入力タイプの指示精度について
・この指示精度は、冷接点補償器(端子台)と本体セットで保証しています。端子台と本体は必ずセットでお使いください。端子台と本体にシリアルNo.を記載したラベルを貼りつけています。よって、熱電対入力タイプを修理返却される場合は、必ず端子台(冷接点補償器含む)もセットで返却してください。

ヒータ断線(HB)警報仕様

項目 仕様
最大ヒータ電流 単相AC50A
入力電流値指示精度 ±5%F.S.±1ディジット以下
ヒータ断線警報設定範囲 0.1~49.9A(0.1A単位)
設定値が0.0Aまたは50.0Aのときは、ヒータ断線検出は行いません。
(0.0Aのとき、ヒータ断線警報はOFF、50.0Aのとき、ヒータ断線警報はONとなります。)
検出最小ON時間* 200ms

*制御出力のON時間が200ms未満のときは、ヒータ断線検出およびヒータ電流測定を行いません。

電流検出器(CT)定格仕様

項目 E54-CT1 E54-CT3
連続最高ヒータ電流 50A 120A *
耐電圧 AC1000V(1min)
耐振動 50Hz 98m/s2
質量 約11.5g 約50g
付属品 なし 接触子(2個)
プラグ(2個)

注. 電流検出器(CT)に、オムロン製 電流検出器 形E54-CT1または形E54-CT3以外の機種を使用することはできません。
*温度調節ユニット(形CJ1W-TC□□□)側の検出可能な連続最高電流値は50Aです。

入力仕様

CJシリーズCPUにて使用時

機能設定スイッチ3(SW3)の設定によりCPUユニットとのデータの格納/表示形式をBCDデータとするか16ビットバイナリデータとするかを選択できます。また、℃/゚F表示の切替えは機能設定スイッチ2(SW2)で設定します。指示範囲は下記設定範囲の±20℃/゚Fとなります *1。

●熱電対入力タイプ設定範囲

番号 入力種別 ゚F
16ビットバイナリ BCD 16ビットバイナリ BCD
0 K:-200~1300℃
(-300~2300゚F)
FF38~FFFF~0514
(-200~-1~1300)
F200~1300
(-200~1300)
FED4~FFFF~08FC
(-300~-1~2300)
F300~2300
(-300~2300)
1 K:0.0~500.0℃
(0.0~900.0゚F)
0000~1388
(0.0~500.0)
0000~5000
(0.0~500.0)
0000~2328
(0.0~900.0)
0000~9000
(0.0~900.0)
2 J:-100~850℃
(-100~1500゚F)
FF9C~FFFF~0352
(-100~-1~850)
F100~0850
(-100~850)
FF9C~FFFF~05DC
(-100~-1~1500)
F100~1500
(-100~1500)
3 J:0.0~400.0℃
(0.0~750.0゚F)
0000~0FA0
(0.0~400.0)
0000~4000
(0.0~400.0)
0000~1D4C
(0.0~750.0)
0000~7500
(0.0~750.0)
4 T:-200.0~400.0℃
(-300.0~700.0゚F)
F830~FFFF~0FA0
(-200.0~-0.1~400.0)
F999~4000 *3
(-99.9~400.0)
F448~FFFF~1B58
(-300.0~-0.1~700.0)
F999~7000 *3
(-99.9~700.0)
5 L:-100~850℃
(-100~1500゚F)
FF9C~FFFF~0352
(-100~-1~850)
F100~0850
(-100~850)
FF9C~FFFF~05DC
(-100~-1~1500)
F100~1500
(-100~1500)
6 L:0.0~400.0℃
(0.0~750.0゚F)
0000~0FA0
(0.0~400.0)
0000~4000
(0.0~400.0)
0000~1D4C
(0.0~750.0)
0000~7500
(0.0~750.0)
7 R:0~1700℃
(0~3000゚F)
0000~06A4
(0~1700)
0000~1700
(0~1700)
0000~0BB8
(0~3000)
0000~3000
(0~3000)
8 S:0~1700℃
(0~3000゚F)
0000~06A4
(0~1700)
0000~1700
(0~1700)
0000~0BB8
(0~3000)
0000~3000
(0~3000)
9 B:100~1800℃ *2
(300~3200゚F)
0064~0708
(100~1800)
0100~1800
(100~1800)
012C~0C80
(300~3200)
0300~3200
(300~3200)

●白金測温抵抗体入力タイプ設定範囲

番号 入力種別 ゚F
16ビットバイナリ BCD 16ビットバイナリ BCD
0 Pt100:-200.0~650.0℃
(-300.0~1200.0゚F)
F830~FFFF~1964
(-200.0~-0.1~650.0)
F999~6500 *3
(-99.9~650.0)
F448~FFFF~2EE0
(-300.0~-0.1~1200.0)
F999~9999 *3
(-99.9~999.9)
1 JPt100:-200.0~650.0℃
(-300.0~1200.0゚F)
F830~FFFF~1964
(-200.0~-0.1~650.0)
F999~6500 *3
(-99.9~650.0)
F448~FFFF~2EE0
(-300.0~-0.1~1200.0)
F999~9999 *3
(-99.9~999.9)
2~9 - 設定しないでください。 設定しないでください。
注. 入力種別設定スイッチを切り替えたとき、目標値・入力補正値は以下のようになります。
・目標値が設定範囲を超えている場合:下限値または上限値にクランプ
・小数点位置に変更があった場合:小数点位置が変わる例:温度レンジ変更(入力種別設定スイッチ:0→1) K熱電対-200~1300℃→K熱電対0.0~500.0℃
*目標値:200℃→20.0℃
*1. 指示範囲を超えた場合、センサエラーとなり、センサエラービットがONとなりPV(現在値)データは"CCCC"となります。
センサエラー時は、対応するループの制御出力はOFFとなります。警報機能は、現在値が異常高温になったものとして警報動作するようになっています。
*2. B熱電対の下限指示範囲は、0℃/°F~となります。
*3. BCD表示の場合の指示範囲は、設定範囲の下限値または上限値からセンサエラーになるまでの領域では、下限値または上限値にクランプされます。
0.1℃/0.1゚F表示:下限値-99.9/上限値999.9

NJシリーズCPUにて使用時

℃/゚F表示の切替えは機能設定スイッチ2(SW2)で設定します。
指示範囲は下記設定範囲の±20℃/゚Fとなります。
指示範囲を超えた場合、センサエラーとなり、センサエラービットがON、PV(現在値)データは"-13108"となります。センサエラー時は、対応するループの制御出力はOFFとなります。
警報機能は、現在値が異常高温になったものとして警報動作します。

●熱電対入力タイプ設定範囲

使用センサ 設定値 入力種別 入力温度範囲
熱電対 0 K -200~1300(℃)/-300~2300(゚F)
1 0.0~500.0(℃)/0.0~900.0(゚F)
2 J -100~850(℃)/-100~1500(゚F)
3 0.0~400.0(℃)/0.0~750.0(゚F)
4 T -200.0~400.0(℃)/-300.0~700.0(゚F)
5 L -100~850(℃)/-100~1500(゚F)
6 0.0~400.0(℃)/0.0~750.0(゚F)
7 R 0~1700(℃)/0~3000(゚F)
8 S 0~1700(℃)/0~3000(゚F)
9 B * 100~1800(℃)/300~3200(゚F)
注. 入力種別設定スイッチを切り替えたとき、目標値・入力補正値は以下のようになります。
・ 目標値が設定範囲を超えている場合:下限値または上限値にクランプ
・ 小数点位置に変更があった場合:小数点位置が変わる例:温度レンジ変更(入力種別設定スイッチ:0→1) K熱電対-200~1300℃→K熱電対0.0~500.0℃  目標値:200℃→20.0℃
*B熱電対の下限指示範囲は、0℃/°F~となります。

●白金測温抵抗体入力タイプ設定範囲

使用センサ 設定値 入力種別 入力温度設定範囲
白金測温抵抗体 0 Pt100 -200.0~650.0(℃)/-300.0~1200.0(゚F)
1 JPt100 -200.0~650.0(℃)/-300.0~1200.0(゚F)
2~9 設定しないでください。