Motion Control FBとは
PLC(Programmable Logic Controller)のモーション制御プログラムでは、ハードウェアに依存した記述を行っていました。例えば位置決め制御ユニットの場合、目標位置などモーション制御用のデータを所定のメモリエリアに書き込み、所定のリレーエリアを操作して動作の開始と停止を行います。
これらのアドレスはPLCベンダごとに異なりますし、同じPLCベンダであっても商品ごとに異なる場合があります。そのため、ユーザはPLCベンダごと、商品ごとにプログラミング方法を学習し、プログラミングする必要がありました。その解決に向け、Motion Control FBが提唱されました。
Motion Control FBの狙いは、動作仕様やインタフェース仕様の標準化によるソフトウェア再利用性の向上と、トレーニングコストの低減です。FBは、簡便性(Simplicity)や効率性(Efficiency)、IEC 61131-3との一貫性(Consistency)などが考慮された仕様であり、IEC 61131-3のラダーダイアグラム(LD)やストラクチャードテキスト(ST)などで使用できます。また、モーション機能ごとにFBが定義されており、2014年1月現在でPart-1 version2.0に45FB(単軸制御、多軸の同期制御)、Part-4 version1.0に38FB(補間動作、座標変換)が定義されています。