トラブル1ロボットで無人化した
現場でのワーク破損
無人化した現場では製品に傷がつくようなトラブルが発生しても「何が起こったか」がわからず、原因特定に時間がかかります。ロボットの動作状況を生産指示ごとに録画し残すことで、トラブル発生時の状況が把握でき、短時間で原因を解析できます。
ロボットアームの予期しない挙動を把握
・録画トリガ:PLC の生産指示信号
・録画範囲:生産ロット単位
トラブル2製造環境を厳しく管理している
現場での品質不良
無菌装置での作業現場では人の目が届きにくいため、不良が発生した瞬間の状況がわからず、原因特定が困難です。例えば、パーティクル量の異常値などをトリガにして、前後の設備状態を録画することで不良発生の原因解明につなげられます。
無菌装置の開扉作業の様子を把握
・録画トリガ:設置されている環境測定用センサ
・録画範囲:異常検知の前後を自動録画