センサ検出面に付着する「汚れ」によるライン突発停止頻度と清掃回数の削減
現場の課題
切削加工したエンジンブロックの通過検知を透過形の光電センサで行っています。加工時に使用する切削油が飛散してオイルミストとなり投受光器の検出面に付着すると、投光器からの光が遮られ、ワークが来ていないのに出力がONと誤作動してしまいます。その都度ラインが突発停止し、生産性低下の一因になっています。
改善
耐油・堅牢・小型光電センサ(透過形) E3ZM-CTで切削加工後のエンジンブロックの通過検知を行います。
お電話でのお問い合わせ
0120-919-066 クイック オムロン
改善の内容
E3ZM-CTは検出面に業界初(*1)の「防汚コーティング」が施されています。
「防汚コーティング」とは、生産現場で発生するオイルミストや水滴、粉塵、水蒸気などの汚れをセンサの検出面に付着しにくくする機能を持ったコーティングです。この汚れ付着防止効果により、検出面が汚れやすい環境でも投光器からの光が遮られにくく、誤作動によるラインの突発停止を削減できます。また、従来頻繁に行わなければならなかった検出面の清掃作業も削減でき、さらに汚れが付着しても軽くふくだけで清掃できるので、一回の清掃時間も短縮できます。
(*1) 2019年9月現在、当社調べ。
改善のポイント
E3ZM-CTは「防汚コーティング」によりラインの突発停止頻度と清掃回数を削減できるだけでなく、設置・交換工数も削減できます。
光源にスポットが見やすく光軸調整がしやすい高輝度オレンジ色LEDを搭載(*2)していますので、設置時の光軸調整工数を削減します。また、M12スマートクリック コネクタ中継タイプを使えば、センサ交換時の工数を大幅に削減できます。センサの取り付けピッチは業界標準の25.4mmなので、いまお使いのセンサからの交換も簡単です。
(*2)オレンジ色スポットタイプ 形E3ZM-CT□2Bの場合。
事例はご参考ですので、「適合性等」については保証いたしかねます。詳細は免責事項をご覧ください。
- 事例番号
- ap10041