事例番号
ap10018
情報更新

切削加工用シリンダの検知

現場の課題

切削加工用のシリンダがワークを加⼯する定位置に来たことを、近接センサで検知しています。冷却用の水溶性切削油が常にかかる油環境で長期間使用すると、ケーブルが硬化し割れて切削油が芯線外被界面に浸入。界面を伝って基板に浸入し、回路破壊を起こし、検出不可能となり、装置が突発停止して生産性が落ちてしまいます。そのため、検出不可能となる前にだいたい2年くらいで交換しなければなりません

改善の内容

耐油性能に優れた近接センサ E2ERで切削加工用シリンダの検知を行います。
ケーブル外被の材料を耐食性に優れたフッ素樹脂にすることでケーブルの膨潤や劣化を抑え、センサ内部の基板に切削油が浸入することを防ぎます。さらにケーブルとヘッド部分の接合部をフッ素樹脂ケーブルと融点が近く接合性の高いフッ素部品を熱溶着し接合することで、接合界面からの切削油の浸入をブロックします。冷却用の水溶性切削油だけでなく、潤滑用の不水溶性切削油のどちらにも強いこれらの最強の「材料」と先進の「封止工法」により耐油性能を従来品に比べて2倍の耐油実力4年(*1)に高めました。長期間、使用しても壊れにくく設備の安定稼働に貢献します。
(*1)オムロン独自の加速評価試験における実使用環境年数

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改善のポイント

耐油近接センサ E2ERは、JIS C 0920のIP67Gに基づく評価試験に加えて、はるかに厳しい独自のオムロン耐油コンポーネント評価基準に基づき、評価試験を実施しています。製造現場で使用される代表的な18種(*2)の切削油で耐油試験を行い、4年間(*1)の安定動作が実証されています。
(*2)別表1の通り、ユシロ化学工業株式会社製の18種類の油剤で耐油試験を実施。表内のpHについては、切削油メーカ推奨希釈時の値を記載。参考値のため、詳細はユシロ化学工業株式会社様のホームページをご参照ください。

事例はご参考ですので、「適合性等」については保証いたしかねます。詳細は免責事項をご覧ください。

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