⼈‧機械‧製品を守る⾼度な安全

製造現場の⽣産性向上と安全性向上の両⽴

課題

ソーシャルディスタンスが求められる製造現場でより少ない作業者でも生産性を向上

ソーシャルディスタンスが求められる製造現場で
より少ない作業者でも生産性を向上

コロナウィルス禍によって製造現場でもソーシャルディスタンスが求められ、より少ない作業者でのモノづくりの実現が急速に求められています。これまで⼈⼿によって⾏われていた作業の⾃動化やロボットの導⼊が加速し、⼈と機械の協調作業がますます増加しています。
適切な安全管理・運⽤を⾏う専⾨的な知識を持った⼈材がグローバルで不⾜

設備の立上げやメンテナンスを
現地で完結できるエンジニアリングの実現

製品の多様化や急激な需要変動に対応するため製造設備の制御は複雑化する⼀⽅です。そのような中でも、⼈の移動が制限される状況下においては、製造設備の⽴ち上げ、維持やメンテナンスを現地エンジニアで完結させる必要があります。

解決策

⼈、機械、製品を守る⾼度な安全を簡単に実現し
製造現場の⽣産性と安全性を両⽴

オムロンは設備のインプットからロジック、アウトプットに⾄るすべての標準制御と安全制御を統⼀プラットフォームで制御するユニークさを活かし、⼈と機械と製品を守りながら⾼い⽣産性を確保する⾼度な安全を、誰もが簡単に導⼊できる世界を実現します。その実現のキーとなるのが①機械を安全に動かし続ける②機械を安全に⽌め続ける③標準制御と安全制御の統合です。

⼈と機械の位置関係に応じて
機械の挙動を変化させ安全に動かし続ける

⼈と機械が共存するエリアでは、⼈の安全を確保するため、⼈が機械に接近すると機械を停⽌させる必要がありました。これからは、⼈が機械に接近した場合に可動範囲の制限や安全速度での運転などの”安全に動かし続ける”事で安全性を確保したうえでダウンタイムの削減、さらなる⽣産性の向上を実現します。

生産設備の動力を維持した停止で
スムーズな再起動を実現

⽣産設備の停⽌やメンテナンス時は安全確保のため駆動部の動⼒を遮断する事が当たり前でした。しかし、この⽅法では再起動するために機械位置の調整や部品の再セットを作業者が実施する必要があります。これからは駆動部の動⼒は維持したままで”安全に⽌め続ける”事で安全性の確保はもちろん⽣産性の向上を実現します。

標準制御と安全制御を統⼀プラットフォームで制御でき高効率な生産設備立ち上げを実現

⽣産設備の⽴ち上げにおいて標準制御と安全制御は双⽅の専門性が⾼いため分離して設計を進め実機でカット&トライする事が⼀般的でした。
しかしながら、標準制御と安全制御を⼀連の流れで設計およびシミュレーションできる開発環境の実現したことで、事前にオフラインで生産設備の動作確認ができます。 これにより、専門性の高いエンジニアに依存した生産設備立上げからの脱却を実現します。