使用上の注意
・この継電器には極性があります。
外部接続例をご参照のうえ、零相変流器、接地変圧器および継電器の極性を誤らないように接続してください。
継電器の端子P1および零相変流器の2次側端子lは確実に接地してください。
・零相変流器ZCTの試験端子kt、ltは試験時のみに使用し、試験後は開放しておいてください。
また、盤表面にこの回路を設けておくと保守上便利です。
・継電器に接続しない場合は、ZCTのk、l端子は必ず短絡しておいてください。
・ZCT 2次側の配線の際は誘導障害にご注意ください。
・しゃ断器の引きはずしコイルは、接地側でない方を継電器のa接点端子に接続してください。
・ZCTとトリップ回路の配線に(4芯コード等の)同一ケーブルは使用しないでください。
使用環境について
・標高2,000m以下でご使用ください。
・異常な振動、衝撃、傾斜のない状態でご使用ください。
・有害な煙やアンモニア等のガス、爆発性のガス、過度の湿気、水滴や蒸気、塵埃や風雨にさらされる状態での使用を避けてください。
・塵埃、鉄粉等のある場所ではケースを開かないようにしてください。
・湿気、塵埃の少ない場所に保管してください。
・常規使用状態において配電系統の残留分により、零相電圧検出LEDが常時点灯状態となるような整定でのご使用は避けてください。
試験スイッチによる試験方法
① 端子S1、S2間に定格制御電源(AC110V)を印加します。
② 試験スイッチを押すと、リレーが動作するとともに動作表示器が橙色表示し、また、端子c、b間導通からc、a間導通に切り替わります。
③ 試験後、ケース前面右下の復帰レバーを押し上げ手動で復帰させてください。なお、この試験は継電器内部の回路が正常であるかどうかをチェックするためのもので、継電器外部の配線はチェックできません。
現場での動作特性試験
現場での動作電流試験配線図、動作時間試験配線図、試験方法と判定基準を下記に示します。
・本試験を行う場合、主回路は必ず停電していることを確認の上、実施してください。
・下記試験回路例は市販のDGR試験装置を使った事例です。市販の試験装置の取扱いについては各試験機メーカーへお問い合わせください。
動作電流・動作電圧試験配線図
動作時間試験配線図
試験方法と判定基準