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2023/03 受注終了

E2EM

長距離近接センサ

※ このページの記載内容は、生産終了以前の製品カタログに基づいて作成した参考情報であり、製品の特長 / 価格 / 対応規格 / オプション品などについて現状と異なる場合があります。ご使用に際してはシステム適合性や安全性をご確認ください。

近接センサセレクタ

検出距離/材質/サイズなどの必要な条件を選んでいくだけで近接センサの形式を検索できます。

E2EM ご使用の前に 1

使用上の注意

定格を超える周囲雰囲気・環境では使用しないでください。

設計時

周囲金属の影響

周囲金属物に対しては、下表の寸法以上離して使用ください。

E2EM ご使用の前に 4

AND・OR接続

AND・OR回路で使用する場合、誤パルスや漏れ電流の影響で使用できない場合がありますので、使用前に問題のないことを確認の上、ご使用ください。

相互干渉

対向または並列に配置される場合は、下表に示した値以上でご使用ください。

E2EM ご使用の前に 6

直流2線式近接センサとPLC(プログラマブルコントローラ)との接続確認について

〈接続可能な条件〉

PLC の入力仕様と近接センサの仕様が下記の条件を満足していれば接続可能です。(記号の意味は下記を参照ください。)

1. PLCのON電圧と近接センサの残留電圧の関係が
  VON ≦VCC-VR

2. PLC のOFF 電流と近接センサの漏れ電流の関係が
  IOFF ≧Ileak
  (PLCの入力仕様にOFF電流が記載されていない場合は、1.3mAとしてください)

3. PLC のON 電流と近接センサの制御出力の関係が
  IOUT(min.)≦ION≦IOUT(max.)

ただし、PLC のON 電流は下式に示すように、使用する電源電圧・入力インピーダンスにより異なります。
 ION=(VCC-VR-VPC)/RIN

〈接続確認事例〉

センサ:形E2EM-X8X1、電源電圧24Vの場合

1. VON(14.4V)≦VCC(20.4V)-VR(5V)=15.4V:OK

2. IOFF(1.3mA)≧Ileak(0.8mA):OK

3. ION=〔VCC(20.4V)-VR(5V)-VPC(4V)〕/RIN(3kΩ)≒3.8mA
  よって、IOUT(min.)(3mA)≦ION(3.8mA):OK
  となり、接続可能です。

接続例(参考値)

E2EM ご使用の前に 10

取りつけ時

締め付け強度

ナットは過大な力で締め付けないでください。
締め付け時は必ず歯付座金を使用してください。

E2EM ご使用の前に 12

注1. ヘッド先端からの距離により許容強度が異なります。図のA部とB部の締め付け許容強度を下表に示します。(A部とはヘッド先端から下表の寸法までの範囲です。B部は図のように、ヘッド側のナットも含みます。したがって、このナット端が少しでもA部に入る場合は、A部の強度を適用してください。)
  2. 下表締め付け許容強度は座金を使用した場合の値を示します。

E2EM ご使用の前に 13