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61F-LS

フロートなしスイッチ(コンパクト・プラグインタイプ)

61F-LS

フリー電源化で仕様を集約し高温環境70℃*まで使用が可能に *DC電源タイプは除きます。

※ Web特別価格提供品

警告表示の意味

61F-LS ご使用の前に 1

図記号の意味

61F-LS ご使用の前に 2
61F-LS ご使用の前に 3

安全上の要点

取り扱いは本書をよく理解してから行ってください。

(1)下記環境では使用、保管しないでください。
・屋外または直射日光が当たるところ
・水がかかるところ、被油のあるところ
・風雨や雪にさらされるところ
・振動、衝撃の影響が大きいところ
・温度変化の激しいところ
・氷結、結露の恐れのあるところ
・塵埃、腐食性ガス(特に硫化ガス、アンモニアガスなど)のあるところ
・静電気やノイズの影響を受けるところ
・虫や小動物がいるところ
・可燃性液体、溶解性液体のかかるところ
・潮風にさらされるところ

(2)強い高周波を発生する機器やサージを発生する機器から、できるだけ離して設置してください。

(3)製品を不安定な場所に置かないでください。落下して製品が破損する恐れがあるばかりか、落下した製品が当たりけがをする恐れがあります。

(4)製品を誤って落下させた場合、製品内部が破損している恐れがあるため、使用しないでください。

(5) 作業者がすぐ電源をOFF できるようスイッチまたはサーキットブレーカを設置し、適切に表示してください。

(6)取り付けの際は、接続ソケットのキー溝にあうように製品の取付けを行ってください。

(7)電源電圧および負荷は、仕様、定格の範囲内でご使用ください。

(8)電源投入時には1 秒以内に定格電圧に達するようにしてください。

(9)使用しない端子には何も接続しないでください。

(10)本製品は電気の知識を有する専門家が取り扱ってください。

(11)機器を使用する前には必ず配線の確認をおこなったうえで、電源を投入してください。

(12)受信電波障害を受ける恐れがあります。電波受信機を近くで使用しないでください。

(13)周囲温度および湿度は仕様範囲内で使用および保存してください。特にほかの発熱機器(コイル、 巻線を有する機器)と近接して取りつけないでください。必要により、強制冷却してください。

(14)液体の固有抵抗が高く、ほとんど電気が通じない油等には使用できません。

(15)本体に荷重のかからないように設置してください。

(16)出力接点が正常に動作していることをご確認ください。ご使用環境によっては、内部リレーの劣化を早め、動作不良になることがあります。

(17)表示LEDが正常に動作していることをご確認ください。ご使用環境によっては、LEDの劣化を早め、表示不良になることがあります。

(18)チャタリングが発生すると、本機の出力リレーの寿命が短くなることがあります。チャタリングが発生しないような回路・設定で使用してください。

(19)コンタクタの開閉を制御する場合、必ず自己保持電極(E2)を使用してください。E1だけで制御すると、液面の波立ちによってコンタクタがバタつき、接点が焼損します。

(20)設定ボリュームおよびディップスイッチは以下のトルク値の範囲内でご使用ください。

61F-LS ご使用の前に 4

(21)電極、電極保持器は水槽の大きさや、水槽内環境(圧力、温度、制御液体等)を考慮して選定ください。

(22)電極および電極保持器はそれぞれのマニュアルを参照し、正しく取り付けてください。

(23)電極に浮遊物がつかないようにしてください。

(24)本製品と電極保持器までの配線距離は仕様の範囲内にしてください。配線距離が長すぎると、電極回路に異常なサージやノイズがのって動作に異常をきたすことがあります。

(25)本製品の電極回路に、サージキラー・ユニット(形61F03B、-04B)を接続するとサージに対して安全です。特に雷の多発地域 では必ず取りつけてください。電源側にサージがのる場合は、電源回路にも市販のサージキラーを接続するとより安全です。

(26)配線材の発煙・発火を防ぐために、電線の定格をご確認の上、下表の線材をご使用ください。

61F-LS ご使用の前に 5

(27)清掃の際は、シンナー類は使用せず市販のアルコールをご使用ください。

(28)廃棄する場合は、産業廃棄物として処理してください。

使用上の注意

(1)ガソリン、灯油、重油などの引火性液体には使用できません。

(2)絶縁抵抗を測定する際、電極端子相互間のメガテストは絶対に行わないでください。

(3)本製品は動作時、復帰時に一定の応答時間を要します。シーケンス制御上微妙なタイミングが必要な設計には、ご注意ください。詳細はご使用になる形式の製品仕様をご確認ください。

(4)同一電極に複数個の本製品を接続しないでください。たとえば電極回路AC5V電源の電圧位相が逆になると、互いの内部回路を通る閉回路(回り回路)ができ、本製品は電源を印可するだけで水位に関係なく(誤)動作します。複数の本製品に接続される各電極棒は相互干渉のないように離して使用してください。ただし、コモン電極(一番長い電極)の共用については問題ありません。

(5)電極と電極とが液中で接触する時は、別売品のセパレータ(形F03-14)を使って防いでください。

(6)電極と電極の接続部は、雨水などがたまる恐れのないところにしてください。

(7)コモン電極端子のアースは確実にとってください。ノイズの影響などを少しでも軽減できます。

(8)ソケット、DIN レールは、ねじでゆるみがないように取り付けてください。ねじにゆるみがありますと、振動・衝撃等でDINレールやソケット、製品本体、配線が外れる原因となります。

(9)端子ねじに圧着端子を取りつける場合は、締め付けトルク0.45~0.6N・mの範囲で締め付けてください。