生産現場では従来のフィールドネットワークで実施していた設備の立ち上げ・保守の方法では対処しきれず、立ち上げ時間の増加や故障から復旧にかかる時間(MTTR)の増加といった問題が発生しています。
そこでオムロンは、生産現場の各作業工程におけるリモートターミナルに関係するムダな作業や非効率作業を徹底的に分析することにより、設備の立ち上げ・保守の工数の削減、および安定稼働に貢献する機能を搭載した「NXRシリーズ」を開発しました。
耐環境型リモートターミナル NXRシリーズ IO-Link I/Oハブ
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情報更新 : 2024/03/11
生産現場では従来のフィールドネットワークで実施していた設備の立ち上げ・保守の方法では対処しきれず、立ち上げ時間の増加や故障から復旧にかかる時間(MTTR)の増加といった問題が発生しています。
そこでオムロンは、生産現場の各作業工程におけるリモートターミナルに関係するムダな作業や非効率作業を徹底的に分析することにより、設備の立ち上げ・保守の工数の削減、および安定稼働に貢献する機能を搭載した「NXRシリーズ」を開発しました。
IO-Link I/Oハブとの組み合わせにより省配線システムが構築可能。情報化と省配線を両立できます。
設定ツールでIO-Linkパラメータを一括で自動設定できるうえ、コントローラからリモートターミナルの設定、およびIO-Linkのデバイス設定を一括で転送できます。これらの機能により、設定工数を90%削減*1できます。
*1. 2020年5月 当社従来比(オムロン製 NXシリーズ)
Sysmac Studioの画面から、接続している実IO-Linkデバイス機器を一括で照合・取得することが可能です。
さらに、設定したデバイスのプロセスデータ構造やデバイス変数を自動生成し、面倒なプログラミング作業を削減でき、設定時の人為的なミスを防ぎながら、設定工数を抑えることができます。
Ethernet通信*1、およびIO-Link通信の通信状態を数値化し、ネットワークの敷設不備を稼働前に確認できます。
稼働中においては通信状態の変化を把握でき、突発停止前に設備の点検が可能になります。
*1. EtherCATは、NJ/NXシリーズCPUユニットまたはNYシリーズ産業用PCでサポートしている機能です。
Ethernet通信ケーブルの断線・短絡時、おおよその異常箇所の通知やI/Oケーブルの断線・短絡異常の検知を行えます。
情報更新 : 2024/03/11