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生産設備の立ち上げ・保守のムダを大幅削減し、安定稼働に貢献

生産現場では従来のフィールドネットワークで実施していた設備の立ち上げ・保守の方法では対処しきれず、立ち上げ時間の増加や故障から復旧にかかる時間(MTTR)の増加といった問題が発生しています。
そこでオムロンは、生産現場の各作業工程におけるリモートターミナルに関係するムダな作業や非効率作業を徹底的に分析することにより、設備の立ち上げ・保守の工数の削減、および安定稼働に貢献する機能を搭載した「NXRシリーズ」を開発しました。

NXR-□D166C-IL2 特長 1

耐環境型リモートターミナルの特長

IP67対応で、制御盤レス化を実現

NXR-□D166C-IL2 特長 3

情報化と省配線を両立

IO-Link I/Oハブとの組み合わせにより省配線システムが構築可能。情報化と省配線を両立できます。

NXR-□D166C-IL2 特長 4
NXR-□D166C-IL2 特長 5

設定・立ち上げ工数を大幅削減

ソフト設計者の工数削減【NEW】

NXR-□D166C-IL2 特長 7

現場作業者が、あらかじめセットされた設定パターンにロータリスイッチを合わせるだけで、IO-Linkマスタユニットのポート設定ができるので、設定工数やソフト設計者の工数を減らすことができます。

NXR-□D166C-IL2 特長 8

CX-ConfiguratorFDTによるデバイス一括設定

NXR-□D166C-IL2 特長 9

設定ツールでIO-Linkパラメータを一括で自動設定できるうえ、コントローラからリモートターミナルの設定、およびIO-Linkのデバイス設定を一括で転送できます。これらの機能により、設定工数を90%削減*1できます。
*1. 2020年5月 当社従来比(オムロン製 NXシリーズ)

NXR-□D166C-IL2 特長 10

Sysmac Studioの簡単設定で人為的ミス削減

NXR-□D166C-IL2 特長 11

Sysmac Studioの画面から、接続している実IO-Linkデバイス機器を一括で照合・取得することが可能です。
さらに、設定したデバイスのプロセスデータ構造やデバイス変数を自動生成し、面倒なプログラミング作業を削減でき、設定時の人為的なミスを防ぎながら、設定工数を抑えることができます。

NXR-□D166C-IL2 特長 12
NXR-□D166C-IL2 特長 13

通信品質の見える化で安定稼働

NXR-□D166C-IL2 特長 14

Ethernet通信*1、およびIO-Link通信の通信状態を数値化し、ネットワークの敷設不備を稼働前に確認できます。
稼働中においては通信状態の変化を把握でき、突発停止前に設備の点検が可能になります。

NXR-□D166C-IL2 特長 15

*1. EtherCATは、NJ/NXシリーズCPUユニットまたはNYシリーズ産業用PCでサポートしている機能です。

NXR-□D166C-IL2 特長 16

簡単交換、最短復旧でMTTRを短縮

I/O・通信ケーブルの状態を診断可能

NXR-□D166C-IL2 特長 18

Ethernet通信ケーブルの断線・短絡時、おおよその異常箇所の通知やI/Oケーブルの断線・短絡異常の検知を行えます。

NXR-□D166C-IL2 特長 19

故障時の交換・設定をツールレスで実行可能【NEW】

NXR-□D166C-IL2 特長 20

IO-Linkマスタユニット故障時にソフト設計者が現場に行かなくても、作業者がパソコンを用いず、ロータリスイッチの操作のみで復旧可能です。*3
形NXR-ILM08C-ECTのポート設定は、パソコンでの設定に比べ、復旧までの時間が95%削減*4できます。

NXR-□D166C-IL2 特長 21

*2. Ethernet通信ケーブルのおおよその異常箇所通知は、形NXR-ILM08C-EITの機能です。
*3. I/Oポートクイック設定の設定範囲はNXR-ILM08C-ECT本体のデバイスパラメータです。IO-Linkデバイスのパラメータをデフォルト設定以外で使用し、そのIO-linkデバイスを交換する場合は、CX-Configurator-FDTでIO-Linkデバイスのパラメータを設定してください。
*4. 当社にて条件を設定し算出(2023年11月調べ)