(零相変流器、零相電圧検出装置と組み合わせて試験する必要はありません。)
デジタル形地絡方向継電器(ZPD方式)
この商品について
関連情報
情報更新 : 2024/04/01
(零相変流器、零相電圧検出装置と組み合わせて試験する必要はありません。)
① 制御電源端子P1、P2 間にAC110V を印加してください。
② 表示選択で試験SW有効にしてください。
③ 試験スイッチを押してください。
④ 電流、電圧、動作の表示LEDが点灯すると共に、動作表示部がオレンジに変わり、端子a1、c1間が導通し、b1、c1間が不導通となります。(Y1、Y2間およびZ1、Z2間が短絡されても試験スイッチによる動作はします。)
⑤ 試験後、ケース前面下部の復帰レバーを押し上げ、復帰させてください。(この試験スイッチは継電器内部の回路が正常であるかをチェックするためのもので、周辺機器および配線のチェックではありません。)
JIS C 4609 高圧受電用地絡方向継電器に準じます。
零相電圧の整定タップは完全地絡継電圧を100%とした整定タップとなっています。
(例)6.6kV配電系統の場合
完全地絡電圧=6600/√3≒3810V
「この値が100%に相当します。」
形K2DGが動作範囲に入らない場合は、原因を切り分けるために形VOC-1MS2 零相電圧検出装置単体でのご確認をお願いいたします。
① 高圧端子3本を短絡してください。
② 高圧端子一括とE(アース)端子間にAC190.5V、AC381V、AC571.5V各々を印加します。
③ 出力電圧Y1-Y2間の電圧を測定してください。公称出力電圧は下表となります。
形K3P-M 零相電圧変換器にはテスト入力端子があり、これによって試験することもできます。
この試験回路における零相電圧の公称動作値は次のとおりです。
・継電器との接続は次の通りに行ってください。k、ℓ端子の片側を短絡板で接続してください。次にもう片方のkから継電器のZ1、ℓからZ2に接続してください。
・ケーブルの芯線部がOTGに触れることのないよう、ケーブル絶縁部に貫通させてください。
・分割形の試験端子は、オプションとなります。注文の際には、下記形式で手配ください。
また、ZCTのKからLに向かって試験電線をあらかじめ貫通して設置しておくこともできます。この場合、試験電線は600V以上の絶縁電線を使用し、機械的ストレスが加わらないようにしておくことが必要です。
① 試験端子をM4×10ねじで変流器本体に取りつけてください。(両サイド2本必要)
② 付属電線を変流器本体へ1 回貫通させて上面の取りつけねじ部に取りつけてください。
情報更新 : 2024/04/01
© Copyright OMRON Corporation 1996 - 2025.
All Rights Reserved.