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試験方法

限時ロックについて

限時ロックスイッチを押すと、限時動作をロックします。(押している間のみ有効。また瞬時要素はロックしません。)
次のようなときにご使用ください。

・瞬時動作電流値を測定するときに限時要素が先に動作するのを防ぎたいとき。

・限時要素の動作時間特性をストップウォッチ等で測定するとき。限時ロックスイッチを押したまま動作電流を入力し、限時ロックスイッチを解除することで、任意に検出・動作させることができます。

お願い

限時ロックスイッチを押したまま過電流を連続して長時間通電しますと、内部回路を焼損する恐れがありますので、作業は手早く行ってください。

K2OC ご使用の前に 3

現場で単体での動作特性試験

現場で単体での動作電流試験配線図、動作時間試験配線図、試験方法と判定基準を下記に示します。

・本試験を行う場合、主回路は必ず停電していることを確認の上、実施してください。

・本試験は継電器単体での動作試験になります。

・下記試験回路例は市販のOCR試験装置を使った事例です。市販の試験装置の取扱いについては各試験機メーカーへお問い合わせください。

動作電流試験配線図(形K2OC-AVN R相の場合)

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動作電流試験配線図(形K2OC-ACN R相の場合)

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動作時間試験配線図(形K2OC-AVN R相動作電流測定の場合)

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動作時間試験配線図(形K2OC-ACN R相動作電流測定の場合)

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試験方法と判定基準

K2OC ご使用の前に 9

*1. 試験機によっては全ての電流を発生できない場合があります。試験電流については電気主任技術者とご相談ください。
   また、長時間通電したり、短時間で何回も試験すると内部部品(CTやリレー)が故障する可能性がありますので、ご注意ください。
*2. その他整定については動作時間誤差範囲(参考値)をご覧ください。ただし、時間を保証するものではないので参考値としてお取扱いください。

超反限時特性:動作時間誤差範囲(参考値)

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強反限時特性:動作時間誤差範囲(参考値)

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反限時特性:動作時間誤差範囲(参考値)

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定限時特性:動作時間誤差範囲(参考値)

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静止形特性:動作時間誤差範囲(参考値)

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