装置に組み込みやすい□24mmの小型軽量センサヘッドです。
ファイバ同軸変位センサ
※ Web特別価格提供品
※ このページの記載内容は、生産終了以前の製品カタログに基づいて作成した参考情報であり、製品の特長 / 価格 / 対応規格 / オプション品などについて現状と異なる場合があります。ご使用に際してはシステム適合性や安全性をご確認ください。
透明体も鏡面も粗面も、レーザ変位センサZWシリーズで超高精度・超高速に安定測定します!
この商品について
関連情報
情報更新 : 2015/05/08
装置に組み込みやすい□24mmの小型軽量センサヘッドです。
*当社従来比
従来の三角測距の場合、材質に応じて、拡散反射・正反射取り付けの使いわけが必要でした。しかし、ZWシリーズは同軸共焦点のため取り付け方を変える必要がありません。
小型電子部品の厚み検査
従来の三角測距センサでは、装置のスペース制限やセンサの発熱・相互干渉のために 難しかった、多点・羅列での取り付けも、小型 ・ 非発熱のZWシリーズなら可能です。 ライトアングルタイプを使用すれば、ワーク上の狭スペース部に折り返しミラーなしで設 置できます。
またこれまでワークの厚みを測定する場合、ステージ面とワーク上面の高さの差を厚み と考えることが一般的でしたが、ステージ下部の狭スペースにZWを設置し、ワーク上下 面の高さを直接測定することで、より高精度に厚みを検査することも可能になります。
(掲載している測定グラフはすべて代表例です。)
従来の三角測距方式では、鏡面体を測定する場合、センサの取り付け角度により性能が大きく劣化していました。ガラスの搬送高さ制御などで複数のセンサを使用する場合、設置時に各センサを高精度に角度調整する必要がありました。
同軸共焦点のZWシリーズでは、シビアな角度調整なしで高精度に測定できます。
このため、調整冶具のコスト・スペースを削減、調整時間も短縮できます。
* 保証値ではありません。
代表例はカタログの特性データを参照してください
一般的なセンサで高精度な測定を行うためには、周囲の機器が発する電磁ノイズの影響を受けないよう対策が必要です。しかし、ZWシリーズのセンサヘッドにはノイズの影響を受ける電子部品がないので、動力部付近に設置しても安定して測定できます。さらに、センサヘッドとコントローラをつなぐファイバケーブルは動力線などノイズを発しやすいケーブルの近くに配線しても影響を受けません。
ZWシリーズのセンサヘッドやファイバケーブルには電子部品がなく電磁ノイズを発生しないので、いろいろな機器を組み合わせる装置に安心してお使いいただけます。
装置を高精度制御する場合、センサヘッドが発する熱は周囲の機器に影響を与え誤差を発生させる要因の一つとなります。ZWシリーズのセンサヘッドには発熱源がないため周囲の機器に影響を与えません。またセンサヘッドを複数隣接設置する用途にも安心してお使いいただけます。
稼働部などの振動が加わる場所に取り付けることが多い変位センサには、壊れにくいことも重要なポイントです。ZWシリーズのセンサヘッドは、レンズとファイバのみで構成されており、電子部品や基板は含まれていません。構成部品が従来の三角測距に比べ大幅に少ないため故障しにくいセンサヘッド構造で、メンテナンス回数も格段に減ります。また、LED光のためレーザ光源のような厳しい安全対策も不要です。
EtherCATはマシンコントロールに最適化された高速オープンネットワークです。センシング結果を元にマシンの動作を制御するマシン制御アプリケー ションをより高精度に、そして効率的に設計するために、ZWではオムロンの変位センサではじめてEtherCATを搭載し進化しました。
EtherCATを使ってサーボドライバやエンコーダ入力スレーブとつなぐことで位置 座標とZWの変位量を高速に取得することができます。高さ情報と XYの位置座標との紐付けが容易なので、マシン制御の用途で は高さに応じた加工 精度の向上、検査用途では異常個所特定や傾向管理などの保全に 役立ちます。
情報更新 : 2015/05/08