明るさの異なる複数枚の画像から得た情報をオムロン独自のアルゴリズムで処理することで、「ハレーションして見えなかった部分」や「影になった部分」を忠実に再現。観察に最適な画像を映し出せます。
情報更新 : 2008/07/28
明るさの異なる複数枚の画像から得た情報をオムロン独自のアルゴリズムで処理することで、「ハレーションして見えなかった部分」や「影になった部分」を忠実に再現。観察に最適な画像を映し出せます。
色彩感がない画像や明度の低い画像でも、メリハリの利いた緻密で鮮明な画像を映し出せます。
被写体の大まかな形状をすぐ確認したい。そんなときに便利な機能がハンディ合成です。
レンズを手動で動かすだけで、凹凸のある被写体のすべての高さにピントの合った合成画像を作成します。実際のカメラ映像を見ながらの操作ですから、カンやコツに頼ることなく、誰でも簡単に高品質な合成画像が得られます。
ハンディ合成をしながらサブウィンドウに3D表示も可能。解析作業にスムーズに移行できます。
画像表示に加え、高さが一目瞭然のカラー表示、死角となる部分も確認できるワイヤーフレーム表示が選べます。
高精度の画像合成力を生かして、形VC7700では実物に極めて近い3D画像を再現します。
詳細な解析に必要な3D計測も多彩。高さ、距離、角度、表面長、断面積に加え、体積、容積まで計測することができます。
プロファイル観察は用途に合わせて3D と2D を使い分けることができます。
凹凸のある対象物を拡大観測するとき、一部にしかピントが合わないと効率的な観測ができません。形VC7700は業界No.1クラスの深い被写界深度のレンズを採用。ピントの合う範囲が広く、また、観測距離が長く取れるため対象物を動かすことも容易です。ズーム倍率を変更してもピントを合わせ直す作業も不要です。
レンズの倍率を変えなくても、マウスのホイールを回すだけで自由自在にズームできる機能です。被写界深度をキープしたまま、観察箇所をスムーズに拡大。さらに独自のデジタル画像処理アルゴリズムにより、画質を落とすことなく画像拡大することを実現しています。
観察・解析作業の効率化でとくに重要なのが観測範囲です。形VC7700の観測範囲はUXGA(1,600×1,200ピクセル)とクラス最大級。
プログレッシブ方式でスキャンしたちらつきのない映像ですので鮮明で目の疲れも低減。ピント合わせやズームを多用するときもストレスなく作業が進みます。また、UXGA(1,600×1,200ピクセル)でのハードディスクや大容量メディア(DVD-Rなど)への保存も可能ですので、高精細での動画記録を実現しています。
ACS(自動校正選択)機能搭載により、2点間距離計測などに必要な校正作業を自動で実施。
倍率により校正値を選択する必要がなくなりました。この機能により校正間違いの防止や快適な計測を行うことができます。
金属・ガラス・半田・鏡面体など反射の強い対象物は全体像を確認するのが困難です。
形VC7700は独自のデジタル技術でハレーションを処理。ワンクリックで白とびのない画像を取り込めるので、照明の調整時間を短縮できます。
基準となる画像と比較する画像との相違点(汚れ、かけ、異物、傷)を素早く検出。検出した差分画像の面積も求めることができます。位置合わせも、比較したい各画像の2点を指定するだけなので、簡単です。【PAT出願中】比較は、保存している画像でも行えます。
情報更新 : 2008/07/28