視覚センサの「最高峰モデル」とは、どんな検査・計測もこの1台で解決できること。それを実現するために、オムロンはセンシング能力を究極まで高めました。
「色」「解像度」はもちろん、「次元」という新しい領域にもセンシング能力を拡げ、世界初の3次元計測を実現。
この3つのセンシング能力で未来の検査ニーズを見据えた万全の解決力をお届けします。
視覚センサ
情報更新 : 2008/10/01
視覚センサの「最高峰モデル」とは、どんな検査・計測もこの1台で解決できること。それを実現するために、オムロンはセンシング能力を究極まで高めました。
「色」「解像度」はもちろん、「次元」という新しい領域にもセンシング能力を拡げ、世界初の3次元計測を実現。
この3つのセンシング能力で未来の検査ニーズを見据えた万全の解決力をお届けします。
RGB各256階調、合計1677万色をフルカラーで取り込み、高速処理する全く新しい画像処理技術です。人の目が見ているのと同じ状態で色情報を処理できるので、自然光に近い照明下でも安定して計測できます。背景とワークのコントラストが低い場合や、微妙な色差もしっかり区別できます。
先進の空間処理技術とオムロン独自のキャリブレーション技術を搭載し、世界で初めて3次元計測の実用化に成功しました。インラインで縦・横・高さを瞬時に計測できるので、今まで人手に頼っていた検査の自動化が可能になります。
クラス最高精度を誇る200万画素CCD搭載カメラをモノクロ、リアルカラーともラインナップ。高い分解能を要求される外観検査に威力を発揮します。
業界最速のCPUとP.B.S構造により進化した「メガARCSエンジン」が、「もう1検査プラスできる余裕」をお届けします。
複数箇所の同時検査や高解像度の画像処理など、情報量が増えるほど高速処理の真のパワーを発揮。
将来起こりうるさらなる高速化や検査項目の追加にも余裕で対応できるパワーとスピードを兼ね備えています。
カメラの取り込み能力が飛躍的に向上しました。30万画素カメラは、従来カメラを上回る80fpsの高速取り込みを実現。200万画素の高精細処理カメラでも30fpsのスピードで取り込みが可能です。
計測処理に使用するメインメモリとは別にカメラ画像を蓄えておく画像バッファを各カメラごとに搭載。これ
によりメインメモリが計測処理中でもカメラ画像を連続して最大32枚取り込むことが可能です。
ご要望の検査・計測、ラインの環境に合わせて、フレキシブルに組み合わせできるカメラが揃いました。
9種類のカメラバリエーションから最大4台のカメラ接続が可能です。カラーとモノクロカメラの混在や、30万画素と200万画素カメラの混在など、異なる種類のカメラも同時に接続できます。コントローラ1台で、検査に合わせたカメラが接続できるので、より最適な画像入力が可能になります。
世界初、画像処理カメラにオートフォーカス機能を搭載。
ズーム・照明パターンを含めてカメラ位置を変更・調整することなく
段取り換えに対応できます。
小型ながら画像取り込み速度クラス最速80fps。
高速処理が必要な検査に最適です。
高解像度200万画素で、取り込み速度はクラス最高30fps(33.3ms)。
分解能と高速取り込みを両立し、しかも従来比1/4のコンパクトサイズを実現した高精度なカメラです。
※200万画素カメラはFZ2-5□□シリーズ、FZDシリーズのみ接続可能です。
先進の3次元計測を実現したカメラシステム。
最大2mの長距離計測が可能です。
設置距離に合わせて、一体型、分離型が選べます。
※写真は一体型です。
※詳細はカタログをご覧ください。
※FZD-ST2CはFZDコントローラのみに接続可能で2CH分を占有します。
オムロン独自の「フローメニュー」をFZ2にも搭載。検査結果や入力条件によって、後の計測内容を変更する処理が可能です。
ワークの公差にあわせた計測領域の変更やワークの種類により検査内容を振り分けるといったプログラミング相当の処理が簡単にできます。
凹凸があるワークを検査する際、ワークのどの箇所を検査するかによって最適な照明条件が異なる場合がよくあります。
このような場合、フローメニューで処理項目をチョイスして組合せ・連結すれば、1回のトリガ信号で照明条件を変更しながら複数回の取り込みを実施することができます。
・外部の入力によって検査項目を変更できます。
・前の計測結果をもとに計測領域や計測パラメータを書き換えることができます。
・データのバラツキを定期的にチェックするのに最適です。(複数回計測ごとに、最大値や最小値などを出力できます。)
現場の用途や接続カメラの台数に合わせて、計測画面の表示を自由にアレンジできます。
NG画像と検査画像の比較や、特定の画像の細部を拡大して確認できるので、計測しながら不具合箇所を確認することができます。
計測結果が一目でわかるように、画面上に図形やテキストを自由に表示することができます。
現場オペレータが常時必要な項目のみを表示させておくなど、現場にあわせて表示内容を自由に変更できます。
情報更新 : 2008/10/01