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ループ制御の新しいスタイル…
CJ シリーズの機能/高速性はそのままに高度な調節計の機能を融合

CJ1G-CPU4□P 特長 1

ループ制御とシーケンス制御の融合

シーケンス制御を実行するエンジンとは別にアナログ量(温度・圧力・流量など)を制御するエンジンを同じCPUユニットに内蔵。
1台で高速なシーケンス制御と高速・高機能なアナログ量の制御が可能です。

CJ1G-CPU4□P 特長 2

Down-Sizing

小さい!

CJシリーズは高さ90mm×奥行65mmの超小型サイズ。
しかもベースレス構造なので、幅を自由に設計可能。

装置に組み込んでも場所をとらない小型PLCサイズ。
豊富なI/Oユニット、高機能ユニットの品揃えでお客様のアプリケーションにフィットします。

CJ1G-CPU4□P 特長 5

速い!

高速なシーケンス制御機能はそのままに、高速・高機能なループ制御が可能。

  • シーケンス制御機能 :
    20K ステップのラダープログラムを1ms で実行。(基本命令のみの場合)
    PCMIX =7.4 LD 40ns OUT 40ns
  • ループ制御機能 :
    最速10ms で20 ループのPID 演算実行が可能。(一般的なケース※での目安)
※1 ループの構成がAi4端子 + 折れ線リニアライザ + 基本PID + Ao4端子の場合
   外部アナログ入出力の更新周期は、入出力ユニットの変換周期等によって変わります。

シーケンス機能

CJ1G-CPU4□P 特長 8

Easy Engineering

簡単!

計器ブロック方式でループ制御プログラムが簡単。
また、立ち上げ時にはツールチューニング画面、運用時にはタッチパネル用画面をボタン一つで作成。

  • シーケンス制御プログラム:
    構造化プログラミングでプログラムの標準化、簡素化が可能。また、Function Block(ラダー/ST 言語)対応で高機能ユニットの設定が簡単。
  • ループ制御プログラム:
    計器ブロックプログラムで温調器のような簡単なPID制御プログラムからプログラム制御、カスケード制御、フィードフォワード制御なども簡単にプログラムで対応可能。
    工業量表示も簡単に実現、温度等の工業量で動作確認が可能。

エンジニアリング例 (例)プログラム制御

CJ1G-CPU4□P 特長 12

拡張性!

計器ブロックを50個まで使用可能な低価格タイプから大規模システムや複雑な演算に対応可能な計器ブロック数300個のタイプまで品揃え。

  • ループ制御機能:計器ブロックはアプリケーションに合わせてプログラミング。
  • システム構成:豊富なI/O ユニットから必要な機能を選択して組み合わせ。

CJ1G-CPU4□P 特長 14

High Reliability

メンテナンス!

ディップスイッチをON/OFFするだけで、計器ブロックを含めたユーザープログラムをメモリカードへ保存/読み出しが可能。

  • 簡易バックアップ機能でループコントロールボードの計器ブロックプログラムを含め、PLC全体のデータをメモリカードへバックアップ/リカバリ/照合が可能。
  • CX-Processツールで作成した「タグ設定」「コメント」「付箋」「ブロック結線図のライン情報」をループCPUユニット(ループ制御部)※またはメモリカードへ保存可能。
※ ユニットVer.3.0以降

CJ1G-CPU4□P 特長 17

実績!

長年の温度制御やプロセス制御で培ったオムロンのノウハウを凝縮。
使いやすさは勿論、実績あるアルゴリズムでお客さまの課題を解決。

  • ループ制御機能:実績ある温調器やCSシリーズ用ループコントロールボード※の機能をコンパクトに凝縮。
※ CSシリーズ ループコントロールボードについてはPLC計装カタログ(カタログ番号:SBCC-185)をご覧ください。

新アルゴリズムで安定した制御を実現
外乱オーバーシュート調整機能

CJ1G-CPU4□P 特長 20

外乱発生時のオーバーシュートを調整する機能を搭載、短時間で安定状態に回復させることが可能。
(例)
・バッチ炉に対象物を投入した時の温度降下
・段取り替え時の制御の乱れ

アプリケーションに合わせて最適チューニング
ファインチューニング機能

CJ1G-CPU4□P 特長 21

ツールチューニング画面では、PV、SP、MV などの値をモニタしながら調整したり、データをCSVファイルとして保存が可能。またPID定数を自動計算するオートチューニング(AT)機能やファインチューニング(FT)機能※※もサポート。

※※ 制御性の改善について、3つの要求を設定することにより、改善要求とそれまでの制御パラメータからファジィ推論を実行して、PIDパラメータを自動調整することで制御性を精密に改善できる機能。